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六月博多座大歌舞伎の出演者が船乗り込みで3万人 尾上松也は「どの役も大役」と腕まくり

[ 2024年5月30日 18:04 ]

船乗り込みを行った尾上松也と尾上右近(右から 撮影・杉浦 友樹)
Photo By スポニチ

6月2日に福岡市の博多座で初日を迎える「六月博多座大歌舞伎」の出演者が30日、「船乗り込み」を行った。俳優の名前を染め抜いた色とりどりの、のぼりと、高張提灯に飾られた船に乗り込み約800メートルを下った。今回で23回目の"初夏の風物詩"に約3万人が集まった。

重鎮から若手まで豪華な出演者が揃った。歌舞伎にとどまらずミュージカルやドラマなどで活躍を見せている尾上松也(39)は川岸から黄色い歓声を浴びた。

昼の部の「修繕禅寺(しゅぜんじ)物語」では源頼家を演じる。「(坂東)彌十郎のお兄さんの胸を借りるつもりで精一杯務めたい」と意気込んだ。同じく昼の部、「身替座禅」では歌舞伎の本興行では初の主役を務める。夜の部では通し狂言「東海道四谷怪談」に出演。"色悪"という二枚目ながら冷血なキャラクターを演じる。「どの役も大役。自分にとっては憧れの先輩方が務めてきた思いのある役。楽しんでいただけるよう精一杯務めます」と誓った。

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