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中山秀征 かつてMCを務めた大人気音楽番組は「凄い厳しい」 ハモリ担当も必死「もう許してほしかった」

[ 2024年5月30日 18:57 ]

中山秀征
Photo By スポニチ

タレントの中山秀征(56)が30日、文化放送「くにまる食堂」(月〜金曜前11・00)にゲスト出演。超人気歌番組の裏側を明かした。

中山は自身が司会を務めていた、1995年〜2002年まで放送されていた音楽バラエティ番組「THE 夜もヒッパレ」(日本テレビ系)を回顧。司会は三宅裕司と中山が務め、「でマルシアがいて安室奈美恵ちゃんの4人が一応MCで、DJで赤坂(泰彦)さん、当時レギュラーではMAXであったりとか時代によっては知念里奈ちゃん、SPEEDという、そういう流れになってましたね」と明かした。

番組での出演者によるハモリをきちんとやっていたと振られると、「あれ凄い厳しいんですよ。当時のスタッフはテレビ屋ですから手を抜かないですね、音に関しても歌番組なんだと、バラエティーのお笑い番組じゃないんだと。だから音に関しては真摯にとらえると」と振り返った。

「ですからリハーサルで踊り、歌う練習もやっていざ本番ですけど、本番はぶっ通しでいきますんで。ところが本番でNG出すと、出来上がるまでずっとタレントさんの前で歌い続けなきゃいけないんですよね。だから恥ずかしいんですよ。すいません、すいません、待たせることにもなるんでね。なおかつ音がずれてたら収録終わった後に残されて居残りでレコーディングスタジオに行って、音だけ撮るっていう」と中山。

自身はハモリを専門にやっていたと言い、「当時はB’zであったりMr.Childrenであったりキーが上がってきたんですよ、時代が。だから稲葉さんにハモるとかね。もう許してほしかったです」と苦笑。「例えばですけど、尾崎紀世彦さんがB’zを歌うとなったら原キーで歌うワケですよ。そのプロの歌手はキーを下げないんだと。稲葉さんが歌ってる通りに歌うんだと。ってなってくるとハモリもえぐいことになってくるわけですね。ハモリだけ下げるワケいかないじゃないですか。だからこっちも裏声とかいろんなこと対応しながら。なんとかすると」と回顧した。

歌えないことを笑いにするのは「一番御法度だったですね」と明言。「だから森脇のケンちゃん(健児)が7回NGになってましたよ。もう全然、まあケンちゃんは普通の歌の音がとれなかったですからね」と笑わせた。

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