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大久保博元氏 カブス今永の乱調の原因指摘「肩が軽すぎると、引っかかるわ、抜けるわ...」

[ 2024年5月30日 15:33 ]

大久保博元氏
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元巨人打撃チーフコーチの大久保博元氏(57)が30日、TBS系「ゴゴスマ〜GO GO!smile〜」(月〜金曜後1・55)にリモートで生出演し、29日(日本時間30日)のブルワーズ戦でメジャー移籍後初黒星(5勝)を喫したカブスの今永昇太投手(30)について解説した。

今永は敵地でのブルワーズ戦に先発し、4回1/3を投げてともに自己ワーストの被安打8、7失点でマウンドを降りた。無傷の5連勝で迎えた、中10日でのマウンドは初回から乱調だった。先頭のオルティスに直球を叩かれ、右中間二塁打を許すと、1死後、イエリチに投じた初球の93・2マイル(約150・0キロ)直球は右中間スタンドへと運ばれた。打球速度110・5マイル(約177・8キロ)、441フィート(約134・4メートル)と完璧に捉えられた特大弾だった。3回にも5安打を許し5失点。試合後には「チェンジアップがあまり決まらなかった」などと話した。

24日(同25日)に登板予定だったカージナルス戦が、雨で中止に。スライドではなく、ローテーションを1回飛ばされた。大久保氏は「基本的には"雨中"になっても、次の日投げさせるというのは基本にしているんですよ。それを現行で調子いいのに1日飛ばして、次空けて投げさせるというのは、今後にはいい勉強、いい経験になりましたけど、本来は8安打を打たれて7失点なんてことはなかったでしょうね」と指摘した。

大きく間が空いた時の投手の調子についても説明した。「休みすぎて肩が軽くなっちゃって。僕はキャッチャーでしたけど、ピッチャーなんて肩が軽すぎると、引っかかるわ、抜けるわ、制御が利かなくなっちゃうんですよね」と、いいところばかりでないことを明かした。

大久保氏はシーズン通しての今永の投球イニングにも着目した。「170イニングってチームで決まっているみたいなんですね。今永投手を1年間、投げさせるイニングが。後半戦に勝負を持ってくるので、日本の場合で中10日空けるってことは、ケガ以外考えられないんです。この調整はものすごく今永投手、大変だったと思うんですね」と話し、チーム方針も一因になった可能性を指摘した。

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