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NHK大河「光る君へ」8 さまざまな層が楽しめる内容の作り込み

[ 2024年1月17日 07:00 ]

NHK大河ドラマ「光る君へ」に出演する吉高由里子
Photo By 提供写真

女優の吉高由里子(35)が紫式部を演じるNHK大河ドラマ「光る君へ」(日曜後8・00)が先週にスタートした。脚本を務める大石静氏(72)にとって、大河を担当するのは2006年の「功名が辻」以来2度目となる。

扱う時代が平安中期とあり、放送前には地味な印象を持つ人も少なくなかった。ただ貴族社会のドロドロとした展開が初回放送から話題を呼び、前評判を覆した。大石氏は「見慣れた戦はないかもしれないが、宮中で繰り広げられる足の引っ張り合いや人間の葛藤は、派手な合戦と同じくらいスリリング。山崎豊子さんの『華麗なる一族』のような権力闘争が、藤原家の中で行われていると思うと面白いでしょう?」とニヤリと笑った。

ただ「大河ドラマを毎回見る層を絶対に手放したくない」との強い思いも抱いている。「時代劇が好きな人、そこに韓流ドラマが好きな人やラブストーリーが好きな人も楽しめる要素を入れられたら。面白いモノさえ作れば見てくれるのでね」と自信をのぞかせた。(続く)

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