急成長マンションデベ「オープンハウス」が名古屋に殴り込む理由
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愛知県名古屋市で注目を集めているのが、「東京に、家を持とう。」でおなじみのオープンハウス。首都圏に強い同社がなぜ名古屋を攻めるのか。そこには、名古屋特有の理由がある。特集『いまこそ買いたい 中古マンション』(全11回)の第10回は、急成長中のオープンハウスの戦略を読み解く。
首都圏に強いオープンハウス
「東京に、家を持とう。」のキャッチフレーズでおなじみのオープンハウス。一戸建ての印象が強いかもしれないが、実は新築マンションにおいても、存在感を見せつけている。
首都圏におけるマンションの供給戸数は、わずか2年で2倍近くに増加(図参照)。
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とりわけ都心部に強く、2017〜19年の東京23区のマンション供給棟数では、全デベロッパーの中で1位という実績を持つ。
そんな都心部を中心に展開してきたオープンハウスが、いま"殴り込み"をかけているのが、愛知県名古屋市だ。17年に販売を始めて以来、20年9月期の引き渡し件数の計画値は617戸と、東京の512戸を超す勢いを見せる。
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