中古マンション選びの盲点!共用部分の火災保険に潜む意外な落とし穴

ダイヤモンド編集部
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#6keyvisualPhoto:PIXTA

昨秋の台風19号でクローズアップされた、マンションの機械式駐車場や電気設備など共用部分の被害。ところが、これらに備えるための火災保険で、「水災特約」に加入していないケースが多い。中古マンションを選ぶ際には、共用部分の保険契約の内容も要チェックだ。特集『いまこそ買いたい 中古マンション』(全11回)の第6回は、火災保険の落とし穴について紹介する。

「週刊ダイヤモンド」2020年2月29日号の第1特集を基に再編集。肩書や数値など情報は雑誌掲載時のもの

火災保険の「水災補償」とは

「武蔵小杉エリアでさえ加入していなかったマンションが多い」――。

ある大手損害保険会社がそう指摘するのは、マンション"共有部分"に掛ける火災保険の「水災補償」の加入率だ。

昨秋の台風19号で甚大な被害を受けた川崎市の武蔵小杉。タワーマンションの被害ばかりフォーカスされるが、小規模、中規模マンションも程度に差はあれ、少なくない数の物件が被災した。ともすれば1棟当たりの被害額が数千万円、数億円に達するとされる中、被害回復の助けになるのは、まずは何といっても損害保険だろう。

これから中古マンションを選ぶのであれば、その物件の共用部分の火災保険がどのような契約になっているのかについても注意を払いたいところだ。

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