中国と米国合作のSF・アクション映画「MEGザ・モンスター(中国語名:巨歯鯊」が今月10日、中国と北米で同時公開される。アクション俳優のジェイソン・ステイサムや中国の女優・李氷氷(リー・ビンビン)らが主演を務める。新華網が報じた。
スティーブ・アルトンのSF小説「Meg: A Novel of Deep Terror」を原作とする同作品では、200万年前に絶滅したはずの巨大なサメ・メガロドンが深海から浮上して潜水艦の探査チームを襲う。潜水艦を助けようと、元米海軍大佐で、現在は海洋レスキュー隊を務めるプロレスキューダイバーのジョナス・テイラーが中国の女性科学者・張蘇茵と協力して、メガトロンと闘う様子が描かれている。シングルマザーの女性科学者を演じるのが李氷氷だ。
米映画評論家のコートニー・ハワードは、「これまでの合作映画は、ハリウッドの役者と中国の役者を共演させるために、ストーリーが強引な内容となっていたことが多かったが、『MEGザ・モンスター』は比較的自然なストーリーで、異なる国の科学家者が協力する姿も情理にかなっている」と評価している。(編集KN)
「人民網日本語版」2018年8月3日
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