北京凌雲智能科技有限公司の最新の科学研究成果である二輪電気自動車の技術発表会及び世界初公開・試乗イベントがこのほど、北京市で行われた。中国新聞網が伝えた。
従来の自動車と比べ、同車はよりコンパクトで低燃費となっている。車幅は1メートル足らずで、都市の道路をフレキシブルに走行し、交通渋滞をある程度、緩和させることになる。斬新なSF感あふれるデザインで、エンジンをかけると補助輪が畳まれ、完全に二輪で走行する。最もシンプルなATで走行し、運転もしやすい。
同車は全密封性を採用。車の内外の空気循環及びエアコンは、従来の自動車と全く同じ。車内の空気や気温を快適に保ち、自動バランス技術により、カーブによる遠心力が相殺され、コップの水もこぼれないレベルの安定した走行を可能にしており、快適性を大幅に向上させている。安全面においても、トルク制御装置が外部からの衝突を受けると自動的に調節を行い、車体のバランスを維持し、その安全性を高めている。
電気自動車である同車は全アルミシャーシと炭素繊維複合材料の車体を採用している。車の重さはわずか400キロで、100キロ走行の電力消費量は5kWh未満。内部の実測では、時速100キロを記録している。都市部の主要道路の制限速度は80キロ、最高速度は100キロであるため、日常の移動の需要を完全に満たし、その実用性も極めて高い。
同車はファッショナブルで使い勝手がよく、科学技術力を備え、安全かつ快適。美しいライフスタイルを象徴するだけでなく、時代と共に思考を変化させていくという理念を示している。(編集YF)
「人民網日本語版」2018年4月27日
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