ホームページに設定
人民網モバイルニュース配信 I-mode登録 中国語版 日本频道
2018年2月28日

中日対訳 健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

ホーム 新着 経済 社会 政治 科学 中日 カルチャー 特集 コメント 評論 写真 動画 過去の記事
中国における日本企業 経済用語集 中国投資情報 企業 自動車 不動産 金融 家電 IT・通信 資源
中国の夢 あつまれ!中国の日本人
指導者関連報道 外交部記者会見 鍾声国際論評 望海楼評論 共産党ニュース
宇宙開発 月探査 資源・能源 電子・通信 科学調査 原子力
中国メディアが見る日本 外国人が見る中国
芸能スクープ 映画祭 映画速報
特集 企画 在中日本人の記録番組:中国と共に生きる ニュースエクスプレス
週間!深読み「日本」 人民日報評論コラム「望海楼」 人民日報鍾声国際論評
日本チャンネル 中国語版 スマホ版
政治|経済|社会|文化|中日
科学|写真|動画|対訳|企画
Apple 新浪 ツイッター FB LINE 微信 RSS
人民網日本語版>>社会・生活

高騰し続ける「ご祝儀」相場、8割以上が経済的プレッシャーに

人民網日本語版 2018年02月28日11:17

春節(旧正月、今年は2月16日)連休期間中、結婚披露宴や生後1ヶ月のお祝い、引っ越し祝いなどに招かれた人も少なくないだろう。人々の生活レベルや祝いの席のレベルが上がるにつれて、ご祝儀の額も高騰し続け、最低でも数百元(1元は約16.9円)、多い場合は1千元以上というケースもみられる。「ご祝儀」を贈る側のプレッシャーは深刻で、「財布が悲鳴を上げている」人も多いのが現状だ。中国青年報が伝えた。

〇「過去2、3ヶ月で3〜5回のご祝儀」が45.4%

「最近2、3ヶ月にご祝儀を包んだ頻度は?」という質問に対し、45.4%が「3〜5回」と答えた。「2回以下」は49.4%、「5回以上」5.2%だった。「ご祝儀の最高額」については、「500元〜1500元」が59.4%、「1500元〜3000元」が19.8%、「500元以下」が15.6%、「3000元以上」が5.2%だった。

「ご祝儀をプレッシャーに感じる」と答えた回答者は84.8%に上り、「非常に大きなプレッシャー」とした人は23.7%、「プレッシャーに感じない」と答えた人は11.3%にとどまった。

天津社会科学院社会学研究所の張宝義所長は、「現在ご祝儀相場が高騰し続けており、大きなプレッシャーを感じている人は少なくない。包む額が少なければ、メンツが立たないため、金額の如何に問わずプレッシャーを感じることとなり、祝いの席に招かれることが、かえって負担となっている」と指摘した。

〇「ご祝儀の額が人間関係の距離を決定づけることにはならない」43.6%

ある国有企業部門の職員は、「『ご祝儀』は、忙しい日常生活を送る人々にとって、良好な人間関係を維持するための一つの方法となっている。普段仕事に忙殺されている人は、プライベートで友人と良い関係を保ち続ける時間もエネルギーも持ち合わせていない。そんな中、祝いの席というのは、皆が一堂に会する絶好の機会を提供している」との見方を示した。

調査によると、「ご祝儀」に対する見方として、「良好な人間関係を保つためのひとつの方法」と考える人は47.5%、「伝統的な習慣」とした人は46.5%、「お祝いの気持ちを伝えるための手段」は40.7%、「ご祝儀の相場は高すぎる。いつか自分に戻ってくる日があることを願っている」と考えている人は40.0%、「現金を包めば、プレゼントを選ぶ手間が省ける」は18.7%、そして15.7%が、「ご祝儀は、宴会を開く主催者の負担を減らせるため、一種の経済的サポートとしての役割を担っている」と考えていた。

ご祝儀の金額に関する質問では、70.7%が、「ご祝儀は今、少し変わりつつある。金額がますます高くなっており、祝い事が却って人々の悩みの種となっている」との認識を持っていた。26.0%は、「人々の生活レベルが向上したことにつれて、ご祝儀の額も自然に上がっている」と答えた。「ご祝儀は、個々人の経済能力に基づいて贈りたい」とした人は58.1%、「ほかの人とのバランスを見た上で額を決めたい」は40.1%だった。

「ご祝儀の額が人間関係の距離を決定づけることにはならない」と考える人は43.6%を占めた一方、19.9%は、「金額は、双方の関係の親密度を裏づけるものだ」と考えていた。

張所長は、「結婚披露宴や生後1ヶ月のお祝いなどは、昨今、ますます盛大に行われるようになってきている。会場のレンタル代は最高値を更新し続け、十数万元かかる施設もあり、主催者側にとっては巨大な負担となっている。『ご祝儀』という風習は、長い歴史を有するものだが、今は、あまりにも派手になり過ぎており、お互いに見栄を張り合うという現象は、喜ばしい傾向とは言えない」と指摘した。

回答者を居住地別に見ると、一線都市が29.4%、二線都市が44.1%、三・四線都市が20.9%、県城(県政府所在地)・城鎮が4.5%、農村が1.0%だった。年代別では、2000年以降生まれが1.3%、1990年代生まれが24.0%、1980年代生まれが52.7%、1970年代生まれが17.2%、1960年代生まれが4.3%だった。(編集KM)

「人民網日本語版」2018年2月28日

人民網日本語版LINE公式アカウント開設人民網日本語版LINE公式アカウント開設

関連記事

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

最新コメント

中国メディアが見る日本

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /