ホームページに設定
人民網モバイルニュース配信 I-mode登録 中国語版 日本频道
2017年9月8日

中日対訳 健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

ホーム 新着 経済 社会 政治 科学 中日 カルチャー 特集 コメント 評論 写真 動画 過去の記事
中国における日本企業 経済用語集 中国投資情報 企業 自動車 不動産 金融 家電 IT・通信 資源
中国の夢 あつまれ!中国の日本人
指導者関連報道 外交部記者会見 鍾声国際論評 望海楼評論 共産党ニュース
宇宙開発 月探査 資源・能源 電子・通信 科学調査 原子力
中国メディアが見る日本 外国人が見る中国
芸能スクープ 映画祭 映画速報
特集 企画 在中日本人の記録番組:中国と共に生きる ニュースエクスプレス
週間!深読み「日本」 人民日報評論コラム「望海楼」 人民日報鍾声国際論評
日本チャンネル 中国語版 スマホ版
新着|政治|経済|社会|文化
中日|科学|動画|対訳|企画
Apple 新浪 ツイッター FB LINE 微信 RSS
人民網日本語版>>中日フォーカス

日本の右翼勢力が村上春樹の新作を批判する理由

人民網日本語版 2017年03月07日15:38

著名作家・村上春樹氏の新作長編小説「騎士団長殺し」が2月24日に発売された。同作品は1000ページ以上にも及ぶ大長編で、新作を首を長くして待っていた「ハルキスト」や文芸界が熟読する中、日本の右翼勢力が真っ先に同作品に対する評価を書き込み、「反日思想」、「中国の機嫌を取ろうとしている」と批判した。村上氏の新作はどうしてこのような論争を巻き起こしたのだろうか?新華社が伝えた。

作中で南京大虐殺の事実を認める

記者がこのほど東京の繁華街エリアの駅近くにある大型書店を訪れると、入り口近くの棚には赤色と緑色の表紙の「騎士団長殺し」上下巻が陳列されており、店内で一番売れ行きの良い目立つ位置に置かれていた。この書店の本の売り上げランキングでは、小説部門と総合部門で他作品を押さえて、同作品がトップとなっていた。同作品の出版元である新潮社が発表したデータによると、初版発行部数は上下巻合わせて130万部に達しているということだ。この数字をたたき出せるのは、日本の出版界においては村上氏だけだといえる。

特に注目すべきなのが、村上氏が作中の中で歴史問題に触れており、それが「南京大虐殺の事実を認める」というものだったため、右翼勢力や極端な思想を持つネットユーザーたちがこれに反応しているという点だ。

村上氏は、同作品の登場人物同士のやりとりを通して南京大虐殺に対する考えを表現し、戦争被害以外で旧日本軍が大量の市民たちを殺害したことが問題の本質であるとしている。これだけではなく、同作品で登場する画家の兄弟二人が戦争に出兵させられた経歴と、主人公の「私」が戦争や南京大虐殺に対する反省の念を吐露する場面が描かれている。


【1】 【2】 【3】

人民網日本語版LINE公式アカウント開設人民網日本語版LINE公式アカウント開設

関連記事

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

最新コメント

中国メディアが見る日本

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /