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人民網日本語版>>科学技術

人類活動の影響で南極のCO2濃度が上昇

人民網日本語版 2016年06月21日10:10

イギリス南極調査所が発表した研究データによると、同機関所属の南極基地が6月に観測した南極地域の大気中に含まれるCO2の濃度は、100万分の400(400PPM)だった。これは人類活動による炭素排出拡大が、地球で最も人里離れた場所にまで影響を及ぼしていることを意味する。新華社が伝えた。

南極調査所によると、北半球は人口が密集しており、化石燃料の燃焼などの人類活動により炭素排出量が拡大を続けている。そのため北半球の大気中のCO2濃度は、2013年に100万分の400という節目の水準に達した。相対的に見て、南半球は人類活動が少なく、南極はさらに人家も稀な地だ。科学者はこれまで、人類活動による炭素排出が南半球に大きな影響を及ぼすには、まだ長い時間がかかると見積もっていた。

米国の科学者が先月、南極付近の空域で測定したところ、大気中のCO2濃度は100万分の400に達していた。しかし英国のハレー基地は初めて、南極の表面でこの数値を持続的に測定した。

イギリス南極調査所の関係者は、「南極大陸は遠く離れた、地球上で最後に人類活動の影響を受ける場だ。しかしながら現地のCO2濃度も100万分の400という節目の数値に達している」と指摘した。

研究者が南極氷床コアを分析したところ、現在の南極のCO2濃度は、この80万年間で最も高くなっていることが分かった。研究者はまた、南極のCO2濃度が短期間内に、再び100万分の400以下になることはないと予想した。

上述した関係者は、「ハレー基地が南極で集めたデータによると、地球温暖化を促す大気中の二酸化炭素の濃度は依然として上昇しており、かつ現在のペースは1980年代を大幅に上回る。我々の地球への影響は、すでに極地にも浸透している」と話した。(編集YF)

「人民網日本語版」2016年6月21日

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