中国交通運輸部(省)は、定例記者会見において、今年の春運(春節<春節>の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)期間中、全国の旅客輸送量は、前年同期比3.6%増の延べ29億1千万人に達する見通しであると発表した。人民日報が報じた。
交通手段別に旅客輸送量を見ると、鉄道は同12.7%増の延べ3億32万人、道路は同2.4%増の延べ24億8100万人、水運はほぼ横ばいの延べ4280万人、民間航空は同11%増の延べ5455万人。
交通運輸部輸送サービス司の王水平・副司長は、今年の春運の全体的傾向について、次のような見通しを示した。
春節前のピークは、旧暦12月27日(2月5日)から大晦日(2月7日)までとなり、北京から天津、上海から六安、南京から滁州、広州から衡陽の方向に乗客の流れが集中すると予想される。また、春節後の乗客の流れは、旧暦1月4日(2月11日)から6日(2月13日)となり、河南、四川、湖南、安徽発の旅客輸送量がかなり多くなると見られる。(編集KM)
「人民網日本語版」2016年1月22日