新中国成立65周年に際して、日本各界の友好人士は人民網日本株式会社を通じて人民網の読者に祝福のコメントを寄せ、また中日両国は努力によって早く「曇り空」から抜け出し、「晴天」を迎えるよう願っています。松山バレエ団のお祝いメッセージは以下の通りです。
中華人民共和国成立65周年、誠におめでとうございます。
中国という大いなる歴史を持った国は、長きに渡り世界の文明に多くの有意義な恩恵をもたらしてきました。その隣国である日本は計り知れない程の価値あるものを中国から頂き、学び、またそれを発展させ、日本独特の文化を育んでまいりました。
そのような歴史の中、松山樹子・清水正夫を始めとする私共松山バレエ団が、普遍的な真理、深いヒューマニティーを持った作品、映画「白毛女」に出会った事から始まる59年にも及ぶ交流の歴史は、ほんの一瞬の事かもしれません。しかし、その間毛主席、周総理を始め多くの偉大な方々、そして多くの中国人民の皆様のご支援を賜り、熱い友情により交流を綿々と積み重ねてこられた事に、深い感慨を覚えると共に感謝の念が湧いてまいります。
その、中国の偉大な大先人達の、時代を越えようとする意志の衝動沸騰、そして独立と平和を求める強烈な情熱、燃え上がる革命的楽観主義は、現在においても未来においても、人類に非常に大きな勇気と希望をもたらすものであります。
そして21世紀を迎え、歴史が大きくうねる波のように動いてゆく真っ只中で、中国の国民の皆様が一丸となり、情熱を持って素晴らしい国造りに挑み、巨大な成果をあげていらっしゃる姿は、世界の人々に多大な鼓舞をもたらし、進化発展へと力強く牽引し、人類社会への大きな貢献を果たしていらっしゃいます。
真の兄弟である日本と中国が更に強い絆を持って、1000年、万年と交流の歴史を刻み続けて行く事が、全ての生命体を幸福にして行く事であり、これからの我々の使命だと強く思っております。
新中国成立65周年を心からお祝い申し上げます。
2014年9月29日
公益財団法人松山バレエ団
総代表 清水哲太郎
理事長・団長 森下 洋子