事業マップ

嘉瀬川の治水事業を最初に本格的に取り組んだのは、徳川時代初期の鍋島藩の藩祖直茂及び勝茂公に仕えた家老成富兵庫助茂安と言われ、洪水時には一時的に水を溜める遊水地を各所に設けたり、高水敷に竹を植え流速を落とすなど、さまざまな工夫がなされています。

戦後、昭和20年9月、昭和24年8月の大災害を契機にして、昭和25年から中小河川改修事業として下流に重点を置き、築堤,掘削などが実施されました。

その後、昭和28年,昭和38年の大出水により昭和46年3月に一級河川に指定され、昭和48年に工事実施基本計画、平成18年11月には河川整備基本方針が策定されました。 現在の嘉瀬川の治水事業は、この河川整備基本方針に基づき、河川の規模や流域の開発状況等を総合的に考慮し、100年に1回程度降るような大雨に対して安全な川づくりをめざしています。

防災時の防災拠点整備

河川防災ステーションは、洪水等により堤防が破堤した場合に備えて水防機材(土砂や根固めブロック等)を備蓄するとともに、災害が発生した場合は災害復旧活動の拠点として、また、平常時は地域のみなさんが集り利用できる施設整備を佐賀市と連携して進めます。

本事業は、平成16年度から用地買収に着手し、平成18年度まで一部地盤改良及び盛土を行い、平成21年度に完成しました。

(注記)河川防災ステーションについては、「みんなのプロジェクトマネジメント〔試行〕」として国民と事業者が、このマネジメントを通じて透明性を確保するとともに、コミュニケーションを図り、連携し協力して効率的・効果的な事業推進を図ります。

[画像:盛土施工中]
盛土施工中

2.石井樋地区環境整備事業

嘉瀬川における歴史的遺構である「石井樋」を地域拠点として、水辺プラザ事業が平成17年度末に完成し、事業の一環として建設された「さが水ものがたり館」では年間約3万人の来場者が訪れ、地域拠点としての役割を十分に担っています。

対岸においても、左岸側と一体となった地域拠点整備を行うため、高水敷整正、階段護岸を整備し、石井樋地区の更なる利活用の推進を図ります。

[画像:嘉瀬川の航空写真]
嘉瀬川の航空写真


A 河口から1Km付近


B 河口から7Km付近
C 河口から15Km付近

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