省エネ・節電お役立ち情報をご紹介します

衣服などで調整して、設定温度を無理のない範囲で外気温に近づけましょう。室温は、夏は28度、冬は20度を目安に。

不要なときまで冷暖房していませんか?タイマーを上手に使って、外出時は早めに切るなどの工夫をしましょう。

• 頻繁な入り切りは逆効果になることもあります。

カーテンやブラインド、断熱フィルム等で窓から出入りする熱を遮断すると冷暖房効率がアップします。

エアコンと扇風機を併用すると、扇風機の風が冷気や暖気を部屋中に行き渡らせるので、設定温度を控えめにしても冷暖房効果が上がります。

植木鉢やごみ箱などで吹き出し・吸い込み口をふさぐとエネルギー効率が悪くなります。

買い換えるときは省エネ性能をチェック

家の構造やお部屋の広さにあった能力のエアコンを選びましょう。購入前にカタログで省エネ度をしっかりチェックしましょう。「通年エネルギー消費効率値(APF)」を参考にしてください。人感センサーや自動清掃機能、気流コントロールなど、省エネ機能も部屋の構造と目的に合うものを。リモコンの使いやすさにも注目して。

通年エネルギー消費効率値(Annual Performance Factor)とは、1年間に必要な冷暖房能力を、1年間でエアコンが消費する電力量(期間消費電力量)で除した数値。この値が大きいほどエネルギー効率が良いといえます。

夏の冷房時の室温は28度を目安に

夏季で電気30.24kWhの省エネ

CO₂削減量14.4kg

外気温度31度、エアコン(2.2kW)の冷房設定温度を27度から28度にした場合(使用時間:9時間/日)

約720円の節約

冬の暖房時の室温は20度を目安に

冬季で電気53.08kWhの省エネ

CO₂削減量25.2kg

外気温度6度、エアコン(2.2kW)の暖房設定温度を21度から20度にした場合(使用時間:9時間/日)

約1,270円の節約

冷房は必要なときだけつける

夏季で電気18.78kWhの省エネ

CO₂削減量8.9kg

冷房を1日1時間短縮した場合(設定温度28度)

約450円の節約

暖房は必要なときだけつける

冬季で電気40.73kWhの省エネ

CO₂削減量19.3kg

暖房を1日1時間短縮した場合(設定温度20度)

約970円の節約

フィルターを月に1回か2回清掃

年間で電気31.95kWhの省エネ

CO₂削減量15.2kg

フィルターが目詰まりしているエアコン(2.2kW)とフィルターを清掃した場合の比較

約760円の節約

冷暖房運転期間・運転時間

[一般社団法人 日本冷凍空調工業会規格JRA4046:ルームエアコンディショナの期間消費電力量算出基準]運転時間:9時間/日[期間中1日当たりの主機能動作平均時間として想定]

運転期間:

暖房期間 5.5か月(10月28日〜04月14日)169日

冷房期間 3.6か月(06月02日〜09月21日)112日 中間期84日

白熱球に置き換えられるLED電球の消費電力は約1/5〜1/7、寿命は約40倍に。

• 製品によってばらつきがあります。

• ほぼ同じ明るさになる一般電球・電球形LEDランプの消費電力・寿命比較例

出典:(一社)日本照明工業会「住まいの照明省エネBOOK(2018年発行)」

• ほぼ同じ明るさになる一般電球・電球形LEDランプのコスト比較例

試算条件…年間点灯時間:2,000時間、電気代:23.97円/kWh、消費電力:一般電球54W・電球形LEDランプ9W、購入価格例:一般電球100円・電球形LEDランプ2,000円

出典:「LED照明産業を取り巻く現状(2012年11月29日)」経済産業省 商務情報制作局情報通信機器課の資料をもとに九州電力にて作成

こまめな消灯は省エネの基本、誰もいない部屋の照明は消しましょう。

天井灯だけでなく、部屋に複数のあかりを配して、生活シーンに合わせて照らし分け、省エネしましょう。

ランプを取り替えるときは、以下の点にご注意ください。

• 口金のサイズ、明るさ、光色をチェック。
• 浴室などに多い密閉形器具や、調光機能の付いた器具、断熱材施工器具には、それに対応しているランプを。
• LED電球の体感的な明るさについては、製品によって違いがあります。光の広がり方(全方向・下方向など)や、光源の明るさを表す数値「ルーメン(lm:全光束)」、相当ワット数などを参考に選びましょう。
• 直管型LEDに取り替える場合は、不具合を避けるため、照明器具ごとの交換をお勧めします。

買い換えるときは

• トイレや廊下、外灯なら人感センサー付きの器具に。消し忘れがないので無駄がありません。
• リビングや寝室は調光機能付きの照明器具にしてみませんか?たとえば読書のときは100パーセントの明るさ、音楽を聴くなら薄暗くして、というふうに暮らしのシーンに合わせて使い分けられ、省エネ効果も得られます。
• 調光だけでなく、調色、文字くっきり、快眠、目覚まし機能など、多彩なLED照明。目的に合わせて選びましょう。
• 畳数表示を確認しましょう。シニアにはワンランク上の明るさを。

不要な照明は消す(白熱電球)

年間で電気19.71kWhの省エネ

CO₂削減量9.4kg

54ワットの白熱電球1灯の点灯時間を1日1時間短縮した場合

約470円の節約

不要な照明は消す(蛍光ランプ)

年間で電気4.38kWhの省エネ

CO₂削減量2.1kg

12ワットの蛍光ランプ1灯の点灯時間を1日1時間短縮した場合

約100円の節約

不要な照明は消す(電球形LED)

年間で電気3.29kWhの省エネ

CO₂削減量1.6kg

9ワットの電球形LED1灯の点灯時間を1日1時間短縮した場合

約70円の節約

電球形LEDランプに取り替える

年間で電気90kWhの省エネ

CO₂削減量42.8kg

54ワットの白熱電球から9ワット電球形LEDランプに交換した場合

約2,150円の節約

見ていないテレビは消しましょう。ゲームが終わったらテレビもOFF。

明るさを控えめにするなど、節電モードに設定しましょう。明るさセンサーや自動オフタイマーなどの機能があれば設定を。画面のおそうじでも明るくなります。

買い換えるときはお部屋に合ったサイズを

• 画面が大きくなると消費電力も大きくなります。視聴距離に合わせ適切なサイズを。
• 明るさセンサーやオフタイマー、無操作・無信号オフ、消灯連動節電などの省エネ機能をチェックしましょう。
• 2018年放送開始^(注)の4K・8K放送対応テレビ、有機ELテレビも登場。
  (注)現行の放送もこれまで通り続けられます。

テレビを見ないときは消す(液晶の場合)

年間で電気16.79kWhの省エネ

CO₂削減量8.0kg

1日1時間テレビ(32V型)を見る時間を減らした場合

約400円の節約

画面は明る過ぎないように(液晶の場合)

年間で電気27.10kWhの省エネ

CO₂削減量12.9kg

テレビ(32V型)の画面の輝度を最適(最大→中央)に調節した場合

約640円の節約

低消費電力モードやエコモードなどがあれば設定をしましょう。待機電力が抑えられます。

使わないときは、電源を切りましょう。電源オプションの設定を見直せば連続使用の場合も省エネに。

「国際エネルギースターロゴ」が付いたOA機器は、待機している状態が一定の時間を経過すると、省エネモードに自動的に切り替わります。購入する際は、このロゴを目印に!

使わないときは電源を切る(ノート型の場合)

年間で電気5.48kWhの省エネ

CO₂削減量2.6kg

1日1時間利用時間を短縮した場合

約130円の節約

電源オプションの見直し(ノート型の場合)

年間で電気1.50kWhの省エネ

CO₂削減量0.7kg

電源オプションを「モニタの電源をOFF」から「システムスタンバイ」にした場合(3.25時間/週、52週)

約30円の節約

一年中「強」にする必要はありません。部屋の温度や状況に合わせて、設定温度を「中」か「弱」にしましょう。節電モードがあれば設定しましょう。

詰め込み過ぎると冷気の流れが悪くなる上、ものを探すのに時間がかかり、開けている時間が長くなってエネルギーの無駄です。かごやトレーなどで取り出しやすいように整理しましょう。

壁にぴったりつけてしまうと放熱ができず電気代がかかってしまいます。最低でも取扱説明書に書かれている間隔をあけて置きましょう。ガスコンロの横や直射日光が当たる場所は避け、涼しい場所に置きましょう。

麦茶やシチューなどを温かいまま入れるのはやめましょう。庫内の温度が上がり、冷やすのに余分なエネルギーがかかります。

ものを詰め込み過ぎない

年間で電気43.84kWhの省エネ

CO₂削減量20.8kg

詰め込んだ場合と、半分にした場合との比較

約1,050円の節約

無駄な開閉はしない

年間で電気10.40kWhの省エネ

CO₂削減量4.9kg

JIS開閉試験^(注)の開閉を行った場合と、その2倍の回数を行った場合との比較

約240円の節約

(注)JIS開閉試験

冷蔵庫は12分ごとに25回、冷凍庫は40分ごとに8回で、開放時間はいずれも10秒

開けている時間を短く

年間で電気6.10kWhの省エネ

CO₂削減量2.9kg

開けている時間が20秒間の場合と、10秒間の場合との比較

約140円の節約

設定温度は適切に

年間で電気61.72kWhの省エネ

CO₂削減量29.3kg

周囲温度22度で、設定温度を「強」から「中」にした場合

約1,470円の節約

壁から適切な間隔で設置

年間で電気45.08kWhの省エネ

CO₂削減量21.4kg

上と両側が壁に接している場合と片側が壁に接している場合との比較

約1,080円の節約

朝炊いたご飯を夕飯まで保温していませんか? 炊飯器にもよりますが、7〜9時間以上保温するなら、保温せず一食分ずつ冷凍するか、2回に分けて炊く方が省エネになります。

野菜の下ごしらえは電子レンジですると省エネに。 また、焼き物の中までしっかり火を通したいときも、焦げ目をつけたあとに電子レンジで。

炊飯器の保温時間を短く

年間で電気26.1kWhの省エネ

CO₂削減量12.4kg

保温時の消費電力15ワットとして、1日あたり保温時間を6時間短縮した場合

(注)1年間の炊飯回数は290回として試算(九州電力 独自試算)

約620円の節約

必要なときに沸かし、保温は低めの温度で。使わないときはプラグを抜いておきましょう。飲む分だけ沸かして保温しないスタイルも定着してきました。

使用しないときはプラグを抜く

年間で電気107.45kWhの省エネ

CO₂削減量51.0kg

ポットに満タンの水2.2Lを沸騰させ、1.2Lを使用後、6時間保温状態にした場合と、プラグを抜いて保温しないで再沸騰させて使用した場合の比較

約2,570円の節約

洗剤を適量以上入れても洗浄力は変わりません。かえってすすぎの時間が余計にかかり、電気や水の無駄づかいになります。すすぎが1回で済む洗剤もあります。

洗濯物はまとめ洗いを

少量の洗濯物を数回に分けて洗うよりは、洗濯機の容量に合わせて、洗濯回数を少なくした方が効果的です。

年間で電気5.88kWhの省エネ

約140円の節約

年間で水道16.75m³の節水

約4,800円の節約

CO₂削減量11.0kg/合計約4,940円の節約

定格容量(洗濯・脱水容量6kg)の4割を入れて洗う場合と、8割を入れて洗う場合との比較

• 水道のCO₂ 排出係数は、(一社)日本レストルーム工業会水のCO₂換算係数0.49kgCO₂/m³(2023.4)を採用。

◎にじゅうまる水道 287円/m3 [総務省 小売物価統計調査「主要品目の郡市別小売価格」(2024年1月)の九州エリアにおける水道料および下水道料をもとに九州電力にて算出]

一年を通して便座や洗浄水を温めるのは大きな無駄。必要な季節だけ温めるようにしましょう。便座や洗浄水の温度も控えめに、節電モードがあればON。

使わないときはフタを閉める

年間で電気34.90kWhの省エネ

CO₂削減量16.6kg

フタを閉めた場合と、開けっぱなしの場合との比較(貯湯式)

約830円の節約

便座暖房の温度は低めに

年間で電気26.40kWhの省エネ

CO₂削減量12.5kg

便座の設定温度を一段階下げた(中→弱)場合(貯湯式) 冷房期間は便座暖房をOFF。

約630円の節約

洗浄水の温度は低めに

年間で電気13.80kWhの省エネ

CO₂削減量6.6kg

洗浄水の温度設定を年間一段階下げた(中→弱)場合(貯湯式)

• 暖房期間:周囲温度11度 中間期:周囲温度18度 冷房期間:周囲温度26度

約330円の節約

分割して暖める機能が付いている場合は、人のいない部分は暖めないようにしましょう。

フローリングなどの床にじかに敷くと、熱が床に逃げて暖房効率が下がります。カーペットの下に断熱マットなどを敷いて熱の逃げを防ぎましょう。

カーディガン

ひざ掛け

ソックス

広さに合った大きさを

冬季89.91kWhの省エネ

CO₂削減量42.7kg

3畳用のカーペットと2畳用のカーペットとの比較(室温20度の時、設定温度が「中」の状態で1日5時間使用)

約2,150円の節約

設定温度は低めに

冬季185.97kWhの省エネ

CO₂削減量88.3kg

3畳用で、設定温度を「強」から「中」にした場合(1日5時間使用)

約4,450円の節約

赤外線ヒータータイプなら、すぐに暖まります。離れるときはこまめに切りましょう。

保温効果が高まり、低めの温度でも暖かくなります。

こたつ布団に、上掛けと敷布団をあわせて

冬季で電気32.48kWhの省エネ

CO₂削減量15.4kg

こたつ布団だけの場合と、こたつ布団に上掛けと敷布団を併用した場合の比較(1日5時間使用)

約770円の節約

設定温度は低めに

冬季で電気48.95kWhの省エネ

CO₂削減量23.3

1日5時間使用で、温度調節を「強」から「中」に下げた場合

約1,170円の節約

• 「省エネしたらこうなった!(省エネ効果の参考データ)」の削減値は、省エネルギーセンター「家庭の省エネ大辞典」をもとに、 九州電力「スマートファミリープラン」の電力量料金(121kWh〜300kWhの料金単価 23.97円[2024年4月現在])を適用して試算しています。 CO₂削減量は、0.475kg-CO₂/kWh( 九州電力の2022年実績値をもとに、CO₂排出クレジットおよび再生可能エネルギーの固定価格買取制度に伴う調整分を反映)を適用して算出しています。
  燃料費等調整額および再エネ賦課金は含まず、消費税等相当額を含みます。