サドラ
サドラとは、対象の戦闘力を表す単位並びにその語源となった生物のことである。
概要[編集 ]
1サドラとは、『帰ってきたウルトラマン』に登場する岩石怪獣サドラ1体分の戦闘力を差す。単位「サドラ」は単に怪獣サドラと同等のパワーを持つ、ということだけではなく、その対象の持つ破壊力の指標ともなる。例えば、『ウルトラギャラクシー 大怪獣バトル』に登場した宇宙戦艦スペースペンドラゴンのミサイルは、サドラを1発でバラバラに吹っ飛ばしたことがあるため、この破壊力も1発当たり1サドラと表せる。戦艦自体の戦闘力は、ミサイルを4門搭載しているため4サドラ以上...となる。
語源[編集 ]
サドラは地底をねぐらにしており、人間を襲うこともある凶暴な怪獣である。『帰マン』内では「霧吹山の人喰い龍」として伝説になっていた。サドラは身長60m、体重2万4千tと割と大き目[1] のサイズであり、逆三角型の顔にはサメに存在するローレンチーニ器官[2] が存在している。武器は両腕の巨大なはさみ(メビウスでの(削除) 後付 (削除ここまで)設定では腕を自在に伸ばす力と、全身の汗を霧状に変えて敵の視界を奪う能力が追加)と、長いしっぽくらいというシンプルな武装を持っている。サドラは火も光線も出さず[3] (歌ではアルプスで大雪崩を起こせるという歌詞)、純粋にその肉体だけで戦闘を行うファイターであり、指標にはもってこいと言える。
さらにもう一つサドラが強さの指標に選ばれたのには、個体数の多さがある。霧吹山でデットン(かつて初代マンと戦った地底怪獣テレスドンの超出来の悪い弟)と戦っていた個体の他、『ウルトラマンメビウス』でも複数個体出現しており、比較的データが取れやすい。多さでいけばバルタン星人(ハサミもあるしね)でもいいような気もするが、バルタン星人は該当記事を見て頂ければわかる通りどいつもこいつも大量の飛び道具を有しているほか、各個体の外見も能力もあまりに違いすぎる(ショウリョウバッタやクワガタはまだましで、魔法少女や豚みたいな香具師まで居る)。そのため、怪獣の強さの指標としては「1バルタン」という単位は不適格なのだ。(削除) だいたい、最近はあんまり見かけないし。 (削除ここまで)同様の理由で、「1レッドキング」「1ゼットン」などもアウトとなった。過去にもウルトラの父が無謀にもウルトラ兄弟の強さを「1ゼットン」「1ブロッケン」[4] という単位で計測しようとしたが、余りに生態や能力の違いすぎるゼットンとブロッケンで比べても強さの具体的な指標にはならないということで、翌年には廃止された。
決してサドラが弱いと言いたいわけではないので、あしからず。
具体例[編集 ]
固有戦闘力[編集 ]
- デットン:0.9サドラ
- 『帰ってきたウルトラマン』第2話から。戦いはウルトラマンジャックの介入により決着はつかずに終わったが、サドラの方がやや優位だったためこの程度の戦闘力としてよかろう。
- ボガール:2サドラ
- 作中で2匹を捕食していたため、2サドラ。
- ファイヤーゴルザ:5〜10サドラ
- レッドマン:5サドラ
- 1サドラ級と思われる強さの怪獣5匹に1人で勝利したため。
破壊力[編集 ]
- ウルトラマンジャックの八つ裂き光輪の破壊力:1サドラ
- サドラの首を刎ねたため、当然1サドラ。
- ウルトラマンメビウスのメビュームシュートの破壊力:1サドラ
- ウルトラマンヒカリのナイトシュートの破壊力:2サドラ
- バルタン星人の光線:1サドラ
- 幼体は0.5サドラとカウントする。
- レッドキングのパンチ:1サドラ
- ウルトラマンゼロのゼロスラッガー:2.5サドラ以上
- 二つ使って、最低でも1サドラ程度の戦闘力の怪獣を5匹まとめて撃破したため。
余談[編集 ]
何度も書いているが、決してサドラが弱いと言いたいわけではないのであしからず。