帰ってきたウルトラマン
帰ってきたウルトラマン(かえ-)とは、自らの存在を否定されながらも、1年間に渡って匿名で地球(主に日本 )を守り抜いた、悲劇のヒーローである。「新ウルトラマン」「ウルトラマンII世」「ウルトラマンジャック」などと呼ばれているが本名は帰ってきた新ウルトラマンジャックII世である。しかし、地球にその本名が知れたのは、彼が帰還しただいぶ後である。現在は宇宙一夕日が似合う格闘家として活動している。
概要[編集 ]
過労死寸前で帰国(任務放棄)したウルトラセブンの後を受け、地球とウルトラの星の星間協定により、地球に派遣された。元々、地球防衛なんぞ眼中になかったウルトラ族であるが初代マンとセブンが「勝手に地球を好きになった」お陰でM78星雲から正式に遣わせられた初めてのウルトラ戦士が彼である。彼も勝手に郷秀樹の死に感涙し勝手に一心同体となった。
変身にアイテムを使わないので紛失事故には強いが、特定の条件を満たさないと変身できない。その条件とは、トイレ前でギリギリまで頑張ってギリギリまでふんばってどうにもこうにもならないピンチの連続 に陥る事である。変身にいちいち自殺志願者のまねごと(炎に焼かれかける、瓦礫に押し潰されかける、ビルから飛び降り、など)をしなければならないのでこれは酷い。郷秀樹はそのせいで変身恐怖症に悩まされることになった。地球防衛隊MATは郷の戦闘機の墜落確率がより高くなることに絶望した。子供達にも変身のだささと弱さを笑われた。中盤・後半・客演の変身は死にかけることなく右手を掲げる宗教じみたものになった。光の国でも「変身にいちいち自殺志願者のまねごとなんかしてられるか!!」と問題になり以降の戦士はちゃんとアイテムを持っている。変身前に仮死状態してしまったため、自慢の愛車流星号を燃やされて鬱になっていた。その後スーパー特撮大戦2001では(削除) 何を思ったか知らないが (削除ここまで)この設定が再現され、体力が3割程度にまで減らないと郷からジャックへの変身を行えなくされてしまった。
前任者の過労ぶりに、後任の希望者は皆無に等しかった。実際ジャックもベムスター対戦時に一度はノイローゼに陥り、太陽に突っ込んで自殺しようとしたが、セブンのカウンセリングを受け(この時セブンが何か賄賂を渡したという説アリ)復活し、地球を守り抜いた。
その後今度は自分の恋人坂田亜希(+その兄健)を宇宙人ナックル星人に殺害されたショックで病院の屋上から飛び降り自殺しようとしたが、気がついたらその宇宙人に処刑されそうになっていた。その後初代マンとセブンに救助され、彼等のカウンセリングを再度受ける。これにより立ち直り、後に殺人の現行犯である宇宙人ナックル星人(+しもべの怪獣ブラックキング)を処刑した。後にゾンビのように蘇った恋人と異世界で結婚してハッスルな日々を送る。恋人死亡後別の彼女村野留美子がいたらしいが、なぜか黒歴史に葬られてしまっている。
登場した折り、名乗るタイミングを逃したため、バカな地球人 (主に日本人 )から「ウルトラマン(初代)が帰ってきた!」と思われ、「帰ってきたウルトラマン」と呼ばれるようになった。他にも「新マン」「帰り(帰)マン」と揶揄される。これにより、ジャックは苦悩するが、奥ゆかしい彼は、自らの本名を明かす事無く、任期を全うし去って行った。ちなみにジャックという名前は、一部地域では名前がわからないという意味がこめられており、それを知ったウルトラマンジャックはさらに苦悩することになる。
彼の後任はゾフィーに内定していたが、プライドの高い彼は「ウルトラマン(初代)に間違われるのはイヤだ!」とゴネ、エース に決定したらしい。以後は、バカな地球人(主に日本人)にも判別がつくよう、高須クリニックで成形された者が派遣されるようになった(ツノ、顔の輪郭、目、体の刺青などによる区別)。
雑誌展開によると、後にウルトラの母の妹と結婚し子供も出来たが、現在この設定は黒歴史となってる。死んだはずの恋人とも結婚してるしね。
後世、新マンのコードネームを継いだとするシン・ウルトラマンなるものが現れたそうだが、郷秀樹と関係ないので偽物である
侵略者疑惑[編集 ]
「ウルトラ5つの誓い」には、「第三者は無用」という件がある。研究者からは「ジャックは、地球人(主に日本人)の結束を綻ばせようとしていたのではないか?」という指摘がなされている。
しかし、その他の4つはどう見ても良い子が守るべきお約束です。本当にありがとうございます。 それにしても最後のを見るとどうもジャックは子供の足に大怪我させるつもり満々。後にこれをウルトラマンメビウスにパクられている。
怪獣使いと少年[編集 ]
昭和の名作と言われているこの回では2代目伊吹竜隊長が問題発言をする。ジャックに戦えと言ってしまうのだ。地球はお前らMATが守るんじゃないのかよ。この事から防衛組織とは一部の就職難の人間を税金を使って救済する為のもので、いわゆる給料泥棒であることが伺える。今回登場するメイツ星人のペットというか害獣、ムルチは次作ではメトロン星人Jr.のペットの超獣ドラゴリーの生贄にされるなど散々な目に遭っている。
帰ってきたウルトラマン最終回[編集 ]
初代ウルトラマンをフルボッコにしたダークホース・ゼットン(宇宙人バット星人のペットと成り下がったが)に帰マンがこれまたボコられてボコボコになるはずが、バット星人の邪魔(間抜けな作戦)とゼットンの持病(メタボ)が発症、逆にジャックがゼットンをウルトラハリケーンでぶん回しウルトラスパークで切断してしまった。その後、帰還したジャックは初代やセブン、果てはメビウスまで(ry
MAT[編集 ]
もんすたー・あたっく・ちーむという怪獣攻撃隊・初めての英文字略称地球防衛隊。毎回死にかけている郷秀樹が何故生還するのか疑問視しない。隊長が珍しく変わって前後で雰囲気が別物に明るくなる。戦闘機の発進に厄介な海底基地なので知名度が低く若干空気。名前負けしていてジャック以上に怪獣に敗北しまくる役立たずのお荷物感が強い上、内輪揉めまで起こしている。
彼の本体[編集 ]
彼の装備しているブレスレット(ウルトラブレスレット)は大変高機能で、セブンの「これさえあればいかなる宇宙怪獣とも互角に戦える」との言葉通り、 怪獣を倒す道具となるのはもちろん、ジャックを蘇生させることまでできてしまう。
挙句敵方に奪われた際はジャックを逆に圧倒するなど、ジャックよりもブレスレットのほうが強いと思われる描写が見受けられる。
それもそのはず、彼の本体は「ウルトラマン」と称される人型部分ではなくブレスレットなのである。
事実、他ウルトラ兄弟たちがエースキラーによってエネルギーを奪われていき、エネルギー切れでうなだれる中、 彼だけはなぜかブレスレットを奪われただけなのにうなだれる。
これは、エースキラーが彼の本体がブレスレットであることを見抜いた上で本体であるブレスレットからエネルギーを奪い去ったため、 彼がエネルギー切れで「ウルトラマン」を操作することができなくなった、つまり彼の本体がブレスレットであることを明示しているのだ。
ジャックの受難[編集 ]
ただでさえ何度も死にかけている彼だが、光線効かずに血みどろ特訓したり恋人死亡時には十字架で逆さ磔、雪女スノーゴンにバラバラに解体される、太陽に突っ込みかけるなど主演作で既に様々な酷い目に遭っているが、後のシリーズでも受難の連続、涙目である。変身前の偽物(ヤプール配下)がTACを壊滅させようと潜入し汚名を着せられるは、泥棒野郎にカラータイマーを取られてスルメになるは、セブンガー配達ついでに阿修羅に仮面を着けられピンチになるはの踏んだり蹴ったりである。兄弟共同作業でも前述のエースキラーにゴルゴダ星磔の刑やヒッポリト星人のタール漬け・彫像化、木星での暴君怪獣との戦いで敗北、偽物アストラに騙されレオをリンチなど滅茶苦茶な有様!!!
ウルトラの星に帰還してからもその時のトラウマに悩まされる悶々とした日々を送っている。
スルメ事件[編集 ]
それは、彼が地球から去り数年後。末っ子のタロウの観戦にいった日のことだった。 ドロボンという厄介者、泥棒のレスラーが人質をとったため、返して欲しいと交渉していると隙をつかれカラータイマーをひっこぬかれた。その後スーツアクターが「カラータイマーないならやらない」とだだをこね、スルメ化したジャックがカメラに晒された。
グリッタージャック[編集 ]
30年以上経って何を今更なタイプチェンジ。発光するとウルトラマンとの区別がますますつかなくなるのが辛い。
ポケモン・セブンガー(ジャックガー)[編集 ]
「とにかく強い」といい加減で最強な厳しい時間制限付きのポケモンはお前には不似合いだろということでブレスレット(ウルトラブレスレット)と交換にセブンに大事な玩具を横取りされている。まあ、生命には変えられないので。
...まさかこいつが40年近く経って大人気になるなんて、誰も想像できなかっただろうなあ...。
関連項目[編集 ]
- ウルトラマン
- ウルトラセブン
- ウルトラマンメビウス:35周年の一環として出演したこともある。
- ウルトラマンオーブ:ハリケーンスラッシュの力を貸す。
- ウルトラマントリガー:帰ってきたウルトラマンティガ。
- ウルトラマンZ:ジャックガーが出演。
- シン・ウルトラマン:もう一つの帰ってきたウルトラマン。
- ザ・ウルトラマン:本作が事実上の第1章である。
やぁ、俺はマグナ。今から一緒にプラズマソウルハンティングに行かねえか?
なに?武器がねえのか?
だったら帰ってきたウルトラマンを加筆してくれ!頼んだぜ! (Portal:スタブ)