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【リーグワン】東京ベイ・ルディケHC「ポジティブな要素が多かった」後半一時逆転に手応え

[ 2024年12月28日 20:17 ]

NTTジャパンラグビーリーグワン1部第2節 東京ベイ24―26埼玉 ( 2024年12月28日 埼玉・熊谷ラグビー場 )

<埼玉・東京ベイ>会見に臨む東京ベイ・ルディケHC(撮影・木村 揚輔)
Photo By スポニチ

2代目王者の東京ベイは、初代王者の埼玉に24―26で敗れ、今季初黒星(1勝)を喫した。開幕節ではトヨタ相手に後半ロスタイムに逆転するサヨナラ勝ち。2点を追い掛ける最終盤は2戦連続でのドラマチックな勝利を狙ったが、最後はペナルティーを犯して力尽きた。

それでも昨季は6位と順位を落としたフラン・ルディケ・ヘッドコーチに、悲観の色はない。「前半は前に出られず自滅した。後半は自分たちのラグビーができた。ポジティブな要素が多かった」。前後半合わせて3枚のイエローカードが出ながらも、後半5分に南アフリカ代表のHOマークスやSH藤原を投入して試合の流れを変えた。10分、23分、31分とトライを挙げて逆転に成功。毎シーズン優勝候補筆頭に挙がる相手に食い下がった。

指揮官が「このような相手にあれだけのパフォーマンスができて良かった」と振り返るように、若手の活躍も目立った。大卒1年目のPR為房、HO江良、CTB広瀬は先発し、途中出場のBK山田も後半に鋭いランを披露。南ア出身で入団1年目の22歳LOオリヴィエらを含め、25歳までの選手が23人中10人も占めているのは、強化と育成の歯車がしっかりかみ合っている証拠だ。

2戦連続先発で、一昨日には自身のインスタグラムで結婚を発表した広瀬も「もっとナード(SOフォーリー)を助けられたと思う。世代交代と言われているが、まだ2試合を終えただけ。試合に出るだけではなく、継続していきたい」とさらなる成長を誓う。今季はレギュラーシーズン18試合の長丁場。若いチームは冬場に経験を積み、春に大きな花を咲かせようとしている。

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