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【高校ラグビー】NO8福田の4トライなどで主将を欠く尾道が初戦快勝

[ 2024年12月28日 15:35 ]

全国高校ラグビー大会1回戦 尾道57ー0名護 ( 2024年12月28日 花園ラグビー場 )

<尾道・名護> 前半、トライを決める尾道・福田(撮影・大森 寛明)
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大事な花園初戦にチームの精神的支柱でもあるFL上田恭悠(3年)の姿はメンバーにはいなかった。大会直前の故障でリザーブにも入ることはできなかった。

「キャプテンのためにも勝つ」と思いを共有したチームは、前半から名護を攻守に上回った。

前半3分にラインアウトからのモールを押し込み、NO8福田周平(3年)のトライで先制すると「上田主将の分まで自分が動く」の気持ちを秘めた福田が次々にチャンスを生かした。前半12分に敵陣5メートルのスクラムを押し込んで、再びトライ。さらに15分にはゴール前での右展開にライン参加。ハットトリックとなる3トライ目を奪った。田中春助監督が目指す「ボールをどんどん動かすダイナミックアタック」を福田が形にしてみせた。福田はノーサイド直前にもトライを決めて、この日4トライの活躍だった。

次戦はAシードの石見智翠館。5月の中国大会決勝では7―53と完敗を喫した。でも、あの時とは力も技術も違う。上田主将の戦列復帰を信じながら、福田らフィフティーンは花園でのリベンジに意欲を見せた。

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