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紅白視聴率32・7% ワーストを阻止できた理由とは 4年連続40%割れも前年より上昇 ネットの声も...

[ 2025年1月2日 14:14 ]

<第75回NHK紅白歌合戦>白組優勝でフィナーレ(撮影・藤山 由理)
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昨年大みそかに東京・渋谷のNHKホールから生放送された「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・20〜11・45)第2部(後9・00〜11・45)の平均世帯視聴率は32・7%(関東地区)だったことが2日、ビデオリサーチ社から発表された。 2部制となった1989年以降で過去2番目に低い数字となった。40%割れは4年連続10度目となった。過去最低を記録した前年23年からは0・8ポイント上昇した。1部(後7・20〜8・55)は23年と同じ29・0%だった。

テレビ関係者は「かつては紅白の合格点が40%と言われていたが、テレビ離れが深刻化している上に、同時配信と見逃し配信を行っているNHKプラスなど、テレビの視聴の仕方が変わっている中で前年より上回り、ワーストを阻止でき、"放送100年"の節目を前に存在感を示せたことは大きいのではないか」と評価を語る。

ワーストを阻止できた理由としては、「しっかりと歌を聴かせる演出ができていた。こっちのけんと、Creepy Nutsらの曲もSNSの広がりで、若者だけでなく、視聴を支える中高年にも親しまれるものになっていた。橋本環奈の端切れの良い司会で出すぎることなく、余計なことをそぎ落とし、紅白初登場となったB’zの圧巻のステージ、41年ぶり2回目の出場となったTHE ALFEEをはじめ、GLAY、イルカ、南こうせつ、高橋真梨子、特別企画での出場となった氷川きよしなどパフォーマンスをしっかりと楽しませることができていた。テーマだった"あなたへの歌"の通り、視聴者へ歌の魅力が届いたのでは」と話した。

ネットでは「今の時代は40%は難しい。久しぶりに見て良かった紅白だった」「B’zのステージに震えた」「THE ALFEE、GLAYの歌でもり上がった」「紅白を見直した」などと楽しんだという声が続出している。

「第75回NHK紅白歌合戦」実施本部長の矢島良氏は「私たちは、今年の大みそかも、全国の視聴者のみなさまに夢や希望をお届けできる紅白歌合戦を制作したいと思っています」と、早くも放送100年の節目の国民的行事へ向けてコメントした。

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