[フレーム]
新聞購読とバックナンバーの申込み

地方局アナウンサー淘汰の時代に 厳しい経営、キー局出身アナが移住先で活躍 生き残りの道は"個性派"

[ 2025年1月2日 09:15 ]

芸能 覆面座談会
Photo By スポニチ

【芸能 覆面座談会】2024年もいろいろなことがあった芸能界。年明けからダウンタウンの松本人志が週刊文春との訴訟に注力するため活動休止入りし、お茶の間を驚かせました。音楽界では元日にデビューしたNumber_iがブレーク、映画界では日本作品の米アカデミー賞受賞というめでたい話もありました。2025年はどんなニュースが世間を賑わしていくのでしょうか。いつものメンバーが2025年の芸能界を占います。

芸能リポーター テレビ離れによる広告収入の減少が止まらない。今年もテレビ局を取り巻く環境は厳しそうだ。

ワイドショーデスク テレビ局は番組制作費をできる限り削ってる。ある芸能事務所の幹部は「最近は若手のお笑い芸人がバラエティー番組に出演してもギャラは3万円ほどにしかならない。こんな状況でどうやって事務所を経営していけばいいのか」と嘆いていたよ。

本紙デスク 特に苦境に陥っているのが地方局。日本にある地方局の半分ほどが赤字で、いくつかの局が遠くない未来に消滅するとも言われてる。

週刊誌記者 ある地方局の昼帯のCM出稿料が1本2、3万円と聞いてビックリしたよ。それでも出稿がないというんだからどうしようもない。

本紙デスク 昨年、日本テレビ系の4局が経営統合し、持ち株会社を設立すると発表した。これが業界再編の号砲になるのでは、と話題になったね。

ワイドデスク 地方局員は年々、給料が減らされてる。さらに局の統合が進めば人員削減の対象になる可能性もある。みんな戦々恐々としているよ。

リポーター 地方局在籍のアナウンサーも例外ではない。「いつまで仕事を続けることができるのか」「生き残ることができるのか」と頭を悩ませている。地方局アナ淘汰(とうた)の時代が始まるかもしれない。

本紙デスク 最近はキー局出身のフリーアナが結婚後、移住先の地方で活躍する例もある。元テレビ朝日の竹内由恵アナが静岡県、プロ野球広島の堂林翔太と結婚した元TBSの枡田絵理奈アナが広島県を拠点に仕事しているのが、その成功例。地方局アナにとっては新たなライバルだ。

週刊誌記者 厳しい環境にあるからこそ、思い切った決断をするチャンスかもしれない。全国的に活躍できそうな実力や才能があるアナウンサーには芸能事務所も熱視線を送っている。

ワイドデスク 確固たるアナウンス能力や得意分野、強い個性の持ち主であれば、全国的な知名度はなくても活躍できる可能性は十分ある。これからは地方局アナのフリー転身が増えるかもしれない。

本紙デスク フジテレビの上垣皓太朗アナが新人らしからぬ貫禄で注目を集めているけど、全国に目を向ければ、より強い個性を持ったアナウンサーも多くいそうだ。そういったアナウンサーにスポットライトがあたるといいね。

続きを表示

「美脚」特集記事

「中居正広」特集記事

芸能の2025年1月2日のニュース

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /