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渡辺篤史「命ある限り続けていきたい」 35周年迎えたテレ朝「建もの探訪」 4日に新春SP

[ 2025年1月2日 08:00 ]

「渡辺篤史の建もの探訪」新春SPに出演する(左から)飯尾和樹、渡辺篤史、宇賀なつみ
Photo By 提供写真

俳優の渡辺篤史(77)が個性あふれるさまざまな住宅を紹介するテレビ朝日「渡辺篤史の建もの探訪」(土曜前4・25)の新春1時間スペシャルが4日午前6時から放送される。番組ファンのずん・飯尾和樹(56)とフリーアナウンサー・宇賀なつみ(38)の2人をゲストに迎え、東京都世田谷区の店舗兼用住宅と、神奈川県逗子市の建築家夫妻の家を紹介していく。

最初に訪れたのは、ファッション好きの夫妻のこだわりやセンスが詰まった、13坪の3階建て店舗併用住宅。全面窓が特徴で、各階には緑いっぱいの窓が設けられている。中に入ると、夫妻がセレクトした洋服やインテリアがたくさんあり、さらに2階の居住スペースにはヴィンテージなどの希少なサングラスをそろえたメガネコレクション。飯尾はある芸人とつながりのあるサングラスを見つけ「こんなところで出会えると思わなかった」と驚きを口にした。日当たり最高のバルコニーでは、宇賀が思わず「夏場にビールなんて最高...」と想像を膨らませた。

次に訪れたのは建築家夫妻が建てた事務所兼住宅。「森と調和した家を作りたい」と窓を極力なくしたという住宅はまるで木の箱。だが、その内部は実に複雑で、次々と部屋が現れる立体迷路のような設計となっている。渡辺はこの家を"革命"と表現。「これだけ回数を重ねてもこういう家に出会えるんだから幸せ!感動的ですよ」と絶賛した。

番組は1989年に始まり今年で35周年。これまで訪れた取材先は1827軒にも上り、その中から過去の名シーンも放送される。第1回放送では、当時41歳の渡辺が沖縄に登場する。他にも、訪れた住宅で起こったハプニング映像なども振り返る。

35周年を迎え渡辺は「たぶん、日本で初めてだと思うんですよね。建築家の作った個人住宅をめぐる番組というのは。この35年間で、皆さんの"家"というものの概念が変わったんじゃないかなと思います」とコメント。また、家づくりを考える人へ「家づくりのテーマは自由!大きな夢を持って、自分の家、家族の家を設計していく、そのプロセスがすてきだし大事だと思います」と力強く話した。

今後の抱負を「皆さんには、"自分ならこんな家を建てたいな、こんな暮らし方をしたいな"と想像しながら観ていただきたいですね。今後も、私でよければ、命ある限りこの番組を続けていきたいです」と意気込んだ。

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