[フレーム]
新聞購読とバックナンバーの申込み

吉本の営業王者サバンナ八木の処世術「ステージ同様に営業担当者の心をつかむ努力を!」

[ 2023年12月26日 21:36 ]

「サバンナ」八木真澄
Photo By スポニチ

お笑いコンビ「サバンナ」の八木真澄(49)がお笑いコンビ「鬼越トマホーク」のYouTubeチャンネルに出演。その圧倒的な営業力の秘訣を紹介した。

相方の高橋茂雄(47)がテレビを中心にメディアで活躍する一方で、活路を各種イベントや企業を中心としたクローズドな宴会などの営業に求めた八木。営業の現場ではステージングから自分で決める場合もあるという。

「ステージと席が離れているときがあるんです。そういうときはグッと前に詰めてもらって、さらにぼくの横あたりに食い込むぐらいに配置したりする。立食とかの場合はそういうこともできないので、ぼくからみんなに近づいていったりもするね。とにかくクライアントさんに喜んでもらうことだけを考えている」

現場で絶対口にしないと肝に銘じているのは「一本早い電車で帰れますかね」と"巻き"ができるか聞くこと。「向こうのテンションが一気に下がっちゃう。むしろ居心地がいいですねえ、残っちゃおうかなーと言うくらいの方がいい」と、常に顧客の気持ちを考えて行動することを心がけている。

何より重要なのは仕事をとってきてくれる所属の吉本興業の担当社員を大切にすること。内輪であるにもかかわらず、担当者については徹底的に情報を仕入れ「何ならネタを繰ってるよりも、その情報を仕入れている時間のほうが長いかも」。地方での営業なら移動距離も長い。その間はできる限り担当者を退屈させないように心を配りながら現場まで移動している。

舞台でもクライアントはもちろん、営業担当者をガッカリさせないようにするのが仕事がつながっていく大きな要因と考えている。「ぼくたちは基本的に舞台をどうおもしろくするかに全神経を集中させているけど、営業担当者はどう売るかに全神経を集中させている。だから、芸人が思っている以上にこっちのことを把握している。こいつは適応能力があるとか、使えるとか、文句いわへんとか、しっかり見ている」

ステージでの芸がすべてと考える芸人が多い中、独特の視点で芸能界を渡り歩いてきた八木。鬼越トマホークの2人は「ぜひ、NSCの若い子たちのために講師をしてあげてほしいし、本を書いても絶対売れると思いますよ」と、その処世術を絶賛。八木も「そやな。本を出して講師もしたら、毎年一定数は売れるもんな」と心の中で電卓を叩いていた。

続きを表示

「美脚」特集記事

「中山美穂」特集記事

芸能の2023年12月26日のニュース

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /