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紅白「新しい学校のリーダーズ」トップバッター起用の理由 過去10年で「旧ジャニ」4組 演出に注目

[ 2023年12月26日 10:50 ]

第74回NHK紅白歌合戦
Photo By スポニチ

NHKは26日、大みそかの「第74回NHK紅白歌合戦」(後7・20〜11・45)の曲順を発表した。初出場の「新しい学校のリーダーズ」がトップバッターを務める。

トップバッターは、紅白歌合戦全体のもり上がりを担う役割。22年は「SixTONES」、21年は「LiSA」、20年は「King&Prince」、19年は「Foorin」と、その年に勢いがあると音楽界で評価が高いグループや歌手が務める傾向がある。

2018年は「三代目 J Soul Brothers」、2017年は「Hey! Say! JUMP」、2016年は「関ジャニ∞」、2015年は「郷ひろみ」、2014年は「HKT48」。また、2013年までは「浜崎あゆみ」が6年連続で起用されていた。

昨年は、トップバッターの「SixTONES」をはじめ「KAT―TUN」、「King&Prince」、「Snow Man」を前半に投入し、後半2組目に「関ジャニ∞」を投入。NHKとしては前半戦の視聴率が低いことが長年の課題で、ジャニーズを集中投入することでテコ入れを図っていた。

過去10年で4組のトップバッターを輩出してきた旧ジャニーズ(現SMILE-UP.)勢だが、今年は故ジャニー喜多川元社長による性加害問題を受け、1979年以来、44年ぶりに不出場が決定。昨年の紅白の平均世帯視聴率は第1部が31・2%、第2部が35・3%。瞬間最高は39・5%で、大トリで福山雅治が「桜坂」を歌い終えるあたりの時間帯(数字はビデオリサーチ調べ、関東地区)だったが、旧ジャニ勢の不在は視聴率にどう影響が出るのか。

今年はトップバッターに「新しい学校のリーダーズ」が登場。メロディーに合わせて首を左右に振る"首振りダンス"が大バズリし、上半期だけでTikTokの関連動画の再生回数が30億回を突破。TikTokの「上半期トレンド大賞」も受賞した。

今回の「新しい学校のリーダーズ」の起用について、音楽関係者は「今年を代表するグループ。特に首振りダンスは幅広い年代にも知られているため、ほかの出演者が踊って見せれば、過去に旧ジャニーズ勢がさまざまな歌手のバックでダンスなどで担ったもり上げを務めることができるでしょう。若手からベテランが首振りダンスをしてもり上がれば、国民的歌番組の幕開けらしいステージが期待できる。ロケットスタートを狙うにはピッタリ」と指摘する。

どんな華やかな演出が用意されるのか注目される。

今年の紅白は司会を有吉弘行、橋本環奈、浜辺美波、高瀬耕造アナウンサーの4人が務める。

今回の番組テーマは「ボーダレス-超えてつながる大みそか-」。コロナ禍や世界での戦火、自然災害など不安な時代だからこそ発揮できる、音楽の力を表現する。

発表された曲順は以下の通り。

<前半>
新しい学校のリーダーズ「オトナブルー」
JO1「NEWSmile」
鈴木雅之「め組のひと」
Stray Kids「CASE 143 -Japanese ver.-」
Perfume「FAKE IT」
すとぷり「スキスキ星人」
天童よしみ「道頓堀人情」
キタニタツヤ「青のすみか」
緑黄色社会「キャラクター」
櫻坂46「Start over!」
純烈「だってめぐり逢えたんだ〜NHKプラスver.〜」
ano「ちゅ、多様性。」
BE:FIRST「Boom Boom Back」
JUJU「時の流れに身をまかせ」
NiziU「Make you happy」
LE SSERAFIM「UNFORGIVEN (feat. Nile Rodgers) -Japanese ver.-」
山内惠介「恋する街角」
乃木坂46「おひとりさま天国」
郷ひろみ「2億4千万の瞳〜ブレイキンSP〜」
milet x MAN WITH A MISSION「コイコガレ」
MAN WITH A MISSION x milet「絆ノ奇跡」
SEVENTEEN「舞い落ちる花びら (Fallin' Flower)」
水森かおり「日向岬〜紅白ドミノチャレンジSP〜
特別企画 ハマいく「ビートDEトーヒ」
大泉洋「あの空に立つ塔のように」

<後半>
Mrs. GREEN APPLE「ダンスホール」
坂本冬美「夜桜お七」
MISAMO「Do not touch」
10-FEET「第ゼロ感」
特別企画「ディズニー100周年スペシャルメドレー」
橋本環奈 浜辺美波「いつか王子様が」
大泉 洋 大森元貴(Mrs. GREEN APPLE) LE SSERAFIM「アンダー・ザ・シー」
山寺宏一 櫻坂46 Stray Kids「フレンド・ライク・ミー」
生田絵梨花「ウィッシュ〜この願い〜」
紅白有志の皆さん「小さな世界」
Official髭男dism「Chessboard」
椎名林檎「サ〜さすがに諸行無常篇〜」
ゆず「ビューティフル」
特別企画 クイーン+アダム・ランバート「ドント・ストップ・ミー・ナウ」
三山ひろし「どんこ坂〜第7回 けん玉世界記録への道〜」
星野 源「生命体」
Superfly「タマシイレボリューション」
伊藤 蘭「キャンディーズ50周年 紅白SPメドレー」
テレビ放送70年 特別企画 「テレビが届けた名曲たち」
ポケットビスケッツ&ブラックビスケッツ「YELLOW YELLOW HAPPY〜Timing」
薬師丸ひろ子「セーラー服と機関銃」
寺尾聰「ルビーの指環」
Ado「唱」
エレファントカシマシ「俺たちの明日」
あいみょん「愛の花」
さだまさし「秋桜(コスモス)」
石川さゆり「津軽海峡・冬景色」
藤井フミヤ「TRUE LOVE」
×ばつ藤井フミヤ「白い雲のように」
YOASOBI「アイドル」
福山雅治「HELLO〜想望 紅白スペシャルメドレー」
MISIA「紅白スペシャル2023」

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