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古舘伊知郎「なんで言えないんだよっていうのはいっぱい」報ステやめたきっかけ明かす「自主規制をして...」

[ 2023年12月26日 12:58 ]

古舘伊知郎アナウンサー
Photo By スポニチ

経済学者の成田悠輔氏(38)がMCを務める25日放送の日本テレビ「夜明け前のPLAYERS」(月曜深夜1・59)に、フリーアナウンサーの古舘伊知郎(69)が出演。テレビ局の報道について語った。

メインキャスターを務めていた「報道ステーション」の前身番組「ニュースステーション」の大胆な取材を振り返り「めちゃくちゃやってましたよ。僕なんかはやっぱり、だいぶ無難にやんなきゃダメなんだってところから始まって、もう既にネットの台頭もあったがゆえに、余計にネットと違う、裏取りのしたしっかりとしたものを出さなきゃみたいなことも含めて、脇締めたところからやったっていう。前の『ニュースステーション』時代がうらやましくてしょうがないっていうのは正直ありましたね」と語った。

また「"なんで言えないんだよ"っていうのはいっぱいありましたね。"本当はこうなのにな"って思うことをやりきれずに、あんまり財務省に楯突いてもなってっていう気遣いをしたりとか、いろんなことをやってましたから、言えないことだらけではありましたよね。で、窮屈になってやめたくなった」と話した。

成田氏が「ご自身の中の葛藤から生まれたものじゃなくて、外側からの力で伝えられなかったことはありますか」と尋ねると、古舘は「それはなかったと言えば嘘になるし、直接来ないんですよ。自民党にしても、それからテレビ局にしても、直接これやめてくれ、あれやめてくれってのは、報道の自由、言論の自由という建前の元に言ってこないんですよ。いろんなところからさざ波のように押し寄せてくるわけですよ。"ここまで言うけどここで終わり"っていうふうにやって、我慢してましたよね。かなり自分の中で自主規制をしてましたよね」と答えた。

具体的に自主規制した事件や論点を問われると「正直言うと、僕の発言とか番組の取った姿勢で、当時の制作と違うようなことを打ち出して反対っていうようにやると、ここが間違ってるからってファクトで訂正してくれっていうのが来るわけじゃないですか。だから毎日謝罪でしたよ、極端に言うと。謝りとつっぱりの繰り返しでやってました」と振り返った。

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