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安藤美姫 2大会連続メダルの宇野昌磨に「成長した姿、洗練されたものが五輪で見られた」

[ 2022年2月11日 13:47 ]

「三井不動産スポーツアカデミー」オンライントークイベントに出演した安藤美姫(撮影・糸賀 日向子)
Photo By スポニチ

プロフィギュアスケーターの安藤美姫(34)が11日、「三井不動産スポーツアカデミー」オンライントークイベントに出席した。

前日の10日に行われた北京五輪のフィギュアスケート男子で銅メダルを獲得した宇野昌磨(24)について「2大会連続出場でメダル獲得をして、本当に素晴らしいと思っています」と語った。

「ショートプログラムの4回転―3回転の連続トーループが、セカンド2回転で終わってしまう試合が多かった。でも団体戦できれいに決めて、個人戦でも手は着いてしまったが果敢に(挑んだ)。」と振り返り、「成長した姿、洗練されたものが五輪で見られたのかなと思います」とした。

フリー「ボレロ」については「4種類の4回転を(全部で)5回組み込んだ高難度のプログラムで滑ってきた姿勢」をメダル獲得の要因の一つとして指摘。「あとは冒頭の4回転サルコーとループという、本人が苦手としているエッジ系のジャンプも質の良い物があって、最小限のミスで抑えたからこそのメダル」とした。

宇野は19ー20年シーズンの途中から06年トリノ五輪銀メダルで、05、06年に世界選手権を連覇したステファン・ランビエール氏に師事。ランビエール氏は現役時代、スピンの名手で、高い演技力を誇っていた。

安藤は「ステファン・ランビエールコーチに変わったことで演技構成点も上がってきていると思う。元に行って表現力の磨きがかかったことで小さなミスが出てもメダルが取れる位置、トップスケーターに成長した姿が見られたのかなと思います」とも語った。

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