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井岡一翔 マルティネスとの再戦へ"秘策"あり! 「今の戦い方で再戦すれば勝てる」13度目大みそか決戦

[ 2024年12月14日 13:18 ]

プロボクシング WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ 王者 フェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)<12回戦>同級6位 井岡一翔(志成) ( 2024年12月31日 東京・大田区総合体育館 )

<井岡公開練習>報道陣の質問に答える井岡(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

前WBA世界スーパーフライ級王者・井岡一翔(35=志成)が14日、都内の所属ジムで、WBA同級王者フェルナンド・マルティネス(33=アルゼンチン)戦に向けた公開練習を行った。いつも通り、公開した練習はシャドーボクシング1ラウンドのみと短かったが、入念に動きを確認するように軽快に動き「日々、苦労と葛藤の中で多くの方にサポートをしてもらいながら、その中で自分自身に打ち勝ってここまでいい状態でこられている」と納得の表情を浮かべた。

井岡とマルティネスは7月7日に東京・両国国技館で行われた2団体王座統一戦で激突。王者のパワーに圧倒され0―3の判定で完敗し、王座統一を逃した。「前回の敗戦から立ち上がることは簡単ではないが、いろんなことを考えながらもう一度ボクシングと向き合ってきた。もう一度自分のボクシングの構成など、より考えることは今まで以上にあった」と再戦に向けてこれまで以上に自分自身と向き合ってきた。

前戦では初回に強烈な左ボディーを打ち込んだ井岡だったが「攻め込みすぎて攻撃が単調になってしまった」と振り返る。「前回は気持ちの部分でも戦略の部分でも、ハマりすぎて幅広く戦えなかった。そこは特に改善して今回取り組んでいる」と因縁の相手とのダイレクトリマッチに備えている。

再戦は、過去3戦全勝と得意としており、前回同様、マルティネスに似たタイプのメキシコ人選手相手に約90ラウンドのスパーを消化。リベンジへの秘策を問われると「多分単語を言ってしまうとほぼ分かってしまう」とけむに巻きながら「前回やっている感覚では勝てない選手ではないなと思ってやっていた。だからこそリベンジして必ず結果で証明したい。今つくり上げている戦い方で再戦すれば勝てる」と13度目の大みそか決戦での王座返り咲きへ、力強く言い切った。

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