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井上尚弥24日の防衛戦は延期か 挑戦者グッドマンがスパーリング中に負傷 代役挑戦者の可能性も

[ 2024年12月14日 11:40 ]

5月の東京ドームのリングでグッドマン(左)と握手を交わす井上尚弥
Photo By スポニチ

プロボクシング世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)が24日に東京・有明アリーナで予定している4団体王座の防衛戦が、挑戦者サム・グッドマン(26=オーストラリア)の負傷により延期となる可能性が浮上した。

FOXスポーツによると、グッドマンは14日に公開で行われた試合前最後のスパーリングで左目の上をカットして出血。すぐに手当てを受けたが、グッドマンのプロモーターである「No Limit Boxing」のマット・ローズ氏は、井上サイドと連絡が取れ次第、試合は延期されるだろうと地元メディアに話した。FOXスポーツが公開した動画では、スパーが途中で打ち切られ、グッドマンの左目上から血が流れるシーンが映っている。

グッドマンは強行出場を希望したが、ヘッドコーチのジョエル・キーガン氏とマネジャーのピーター・ミトレフスキー氏に説得されたという。15日にシドニーを出発して16日早朝に来日予定だった。

プロ19戦全勝(8KO)のグッドマンはWBOとIBFで1位にランクされており、28戦全勝(25KO)の井上が持つ4団体王座へ挑戦予定だった。5月に東京ドームで行われた井上対ルイス・ネリ(メキシコ)戦に来場し、リングに上がって対戦をアピール。一方で7月に地元で試合を行ったため、井上との対戦は先延ばしとなっていた。

米スポーツ専門局ESPNのマイク・コッピンガー記者は、関係者の話として「試合10日前に適切な相手を確保できれば、井上は代わりの選手と戦う予定」と記した。

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