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中嶋一輝が辰吉を鮮やかKO勝利で2度目防衛「左は狙っていた」

[ 2024年12月12日 21:26 ]

<OPBF東洋太平洋Sバンタム級タイトルマッチ 中嶋一輝・辰吉寿以輝>2回、左フックで辰吉(左)をKOする中嶋(撮影・沢田 明徳)
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OPBF東洋太平洋スーパーバンタム級王者の中嶋一輝(31=大橋)が鮮やかな左で辰吉寿以輝(26=大阪帝拳)を仕留めた。1回はお互いに慎重な立ち上がり。王者は左フックで相手を警戒させると2分13秒、左がきれいに辰吉の顎を捉えて失神KO勝利となった。

2度目の防衛に成功した王者は「冷静に戦えた。左は狙っていた。距離を詰めて、下を見ながら上を狙った。手応えはありました」と完全に作戦勝ちだった。辰吉という名前には「プレッシャーはないし、満員で盛り上がって力に変えた」と笑う。

大橋会長は「勝ったのはうれしいがちょっと複雑ですよね」と現役時代から知り合いの辰吉の息子だっただけに難しい表情だった。

今後については「会長に任せています」とスーパーバンタム級の世界王者は同じ大橋ジムの井上尚弥が4団体統一王者として君臨する。大橋会長は「防衛を続けていけばいい。ランキングを上げて、焦らないでやればいい」と慎重な姿勢を見せていた。

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