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拳四朗 自身2度目の統一戦に強気「まあ僕が勝ちます」

[ 2025年3月12日 04:30 ]

トリプル世界戦 ( 2025年3月13日 両国国技館 )

記者会見を行った寺地(左)と阿久井(撮影・島崎忠彦)
Photo By スポニチ

トリプル世界戦の記者会見が11日、都内のホテルで行われた。WBC世界フライ級王者・寺地拳四朗はWBA同級王者ユーリ阿久井政悟との王座統一戦に向け勝利を宣言した。日本人同士3度目、自身2度目の統一戦に強気な姿勢を示し、世界スーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(31=大橋)に次ぐ国内2人目の2階級統一王者となる自信を漂わせた。

会見場に並べられた緑と黒のベルトを前に寺地の気持ちは自然と高ぶった。対抗王者ユーリに対し「本当に強い相手。練習から集中して緊張感を持ってできている。凄くいい試合になる」と敬意を払った上で「まあ僕が勝ちますけど。僕の強さを見せられる試合ができれば」とさらりと勝利を宣言した。

日本人同士の他団体王座統一戦は12年6月の井岡―八重樫戦、22年11月の自身の京口戦に次いで国内3例目。「常に自信を持って練習している。それが言葉に出ただけ」と自身2度目の統一戦にも気負いはない様子。フライ級での初防衛を成功させ、井上尚に次ぐ2階級統一王者となる心構えはできている。

過去に約20ラウンドのスパーリングで手合わせしたユーリと久しぶりに再会し、笑顔を見せたのも一瞬だけ。「印象は特に変わらない」と視線はすでにリング上での戦いに向いている。ライトフライ級時代は減量苦がつきまとったが、リミット(50・8キロ)まで残り約1キロだと明かし「コンディションも体調も凄くいい。ワクワクしてる」とフライ級2戦目へ好感触を得ている。

4団体統一を目指しながら、他団体王者の動向次第ではフライ級最終戦となる可能性もある一戦。「楽しみにしていてくれたらうれしい」とまずは日本人対決を制し、自身の道を切り開いていく。

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