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二松学舎大付センバツ当確! 延長12回サヨナラスクイズで21年ぶりV 43年ぶり決勝激突の早実に雪辱

[ 2024年11月8日 05:10 ]

秋季高校野球東京大会決勝 二松学舎大付6―5早実 ( 2024年11月7日 神宮 )

<二松学舎大付・早実>延長12回、サヨナラで優勝を決めて歓喜の二松学舎大付ナイン(撮影・五島 佑一郎)
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秋季高校野球の東京都大会決勝が7日、神宮球場で行われ、二松学舎大付が早実に延長12回タイブレークの末に6―5で勝利。1死満塁から根本千太郎内野手(1年)がサヨナラのスクイズを決めた。03年以来、21年ぶり3度目の優勝で来春選抜出場を当確させるとともに、東京代表として20日に開幕する明治神宮大会への出場も決定。秋季大会は10地区で全日程が終了した。

夜空の下、歓喜したのは二松学舎大付だった。10回守備から途中出場していた根本が延長12回1死満塁で一塁前へのサヨナラスクイズに成功(記録は一塁内野安打)。生還した永尾愛蓮(あれん=2年)を囲むように本塁付近で輪ができた。公式戦2打席目の大仕事。1メートル64の小兵は「本当にうれしかった。これまで頑張ってよかった」と感慨を込めた。

異例の午後4時32分試合開始。9日早慶戦が始まるために平日の決勝開催となり、授業を受ける応援団の来場も考慮された。3点を追う5回から4イニング連続で1得点し、8回に同点に。延長10回から始まるタイブレークでも両校が粘りの守備で無失点が続いたが12回に決着した。

市原勝人監督は「夜遅い時間まで応援の方がいらしていただいた。感無量」と感謝した。早実との秋季大会決勝は81年以来。当時2年生エースだった指揮官は荒木大輔と投げ合い敗れていた。43年の時を経てリベンジ。「僕らのときは(早実の伝統の応援歌である)コンバットマーチを聞くと押されましたけど、今の子は関係ないのかな」と頼もしそうだった。

03年以来、21年ぶりに明治神宮大会出場。「どこと試合をしてもしぶとくやれる」と市原監督。東京代表として全国の強豪に挑む。(柳内 遼平)

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