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【甲子園】履正社・森田、公式戦初の4番で先制3ラン「打てんかったらしゃーない。割り切った」

[ 2023年8月7日 14:43 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会第2日 履正社―鳥取商 ( 2023年8月7日 甲子園 )

<鳥取商・履正社>初回1死一、二塁、履正社・森田は先制の3点本塁打を放つ(撮影・平嶋 理子)
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第105回全国高校野球選手権記念大会第2日が7日、甲子園球場で行われた。第2試合では、4年ぶり5回目の出場の履正社(大阪)が投打をかみ合わせて、6―0で2年連続4回目の出場の鳥取商(鳥取)に勝利。今大会の優勝候補が、2019年以来の全国制覇に向けて力強く前進した。大阪勢としては通算183勝目となり、夏最多の東京の184勝にあと1勝に迫った。

履正社は初回1死一、二塁から森田大翔(3年)の左越え3ランで先制。大阪大会では7試合で28打数9安打、打率・321で、6打点、3本塁打。今夏、4本目の本塁打は聖地での大きな先制弾となった。

試合後、森田は「チャンスが回ってきたのでなんとしてもランナーを返すことだけを意識して打席に入った。なんとしても先制点が欲しかった。(感触は)気持ちよかったです。1点欲しかった場面で3点取れたのでチームとしても良いと思った。うれしかった」と笑顔。それでも2打席目以降は、安打は出ず「1打席目の感覚が残ってしまった。(多田監督からは)ちょっと開き気味といわれて、ちょっとつくり直していこうと試合終わってからも言われました」と修正点を口にした。

大阪大会後は、練習試合を通じて「いい投手と対戦させてもらって、そこの経験は生きている」と言い、「練習試合では何回か4番任されていたけど、公式戦では初めて。割り切って、自分の中では打てんかったらしゃーないじゃないですけど、気持ちの割り切りを。プレッシャーを感じすぎずっていうところは意識してます」と明かした。そして、センバツの初戦敗退を振り返り「何としても1勝はしないといけないと思っていた。これからも一戦一戦自分たちのベストを作れるようにしたい」と誓っていた。

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