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巨人中田翔の通算300本塁打を専属トレーナーの「鬼教官」こと秀島正芳氏が祝福

[ 2023年8月7日 05:00 ]

セ・リーグ 巨人13―0広島 ( 2023年8月6日 マツダ )

左から巨人・秋広、専属トレーナーの秀島正芳氏、中田翔、コンディショニング担当の早川怜氏、日本ハム・姫野(秀島氏提供)
Photo By 提供写真

巨人中田翔内野手(34)が6日、広島戦(マツダ)の8回に河野から左翼席へ12号3ランを放ち、史上45人目の通算300本塁打を達成した。日本ハム時代の18年から専属トレーナーを務める「鬼教官」こと秀島正芳氏(41)が本紙に祝福の言葉を寄せた。

翔くん、おめでとう。今年は申し分のない体に仕上がり、キャリアハイの数字を期待していた矢先、5月に右太腿裏を肉離れしてしまった。責任を感じていましたが、ケガから数日後に翔くんが大阪に来て、そこで2日間みっちり治療して劇的に良くなった。3週間で復帰。今回のケガの度合いであれば、通常は1軍に戻るまでに8週間。いろいろなスポーツで40〜50人の肉離れを見てきましたが、このスピードはハッキリ言って異常です。普通の人が足を引きずっていても"テーピング巻いておけばいける"という感覚。本当に痛みに強いですね。(コンディショニング担当の)早川と二人で驚きを隠せません。

一昨年は野球をやれる精神状態じゃなかった。体重が92キロまで落ちて、バットが振れないと。その後、去年の自主トレの時の食いかかるような目をハッキリと覚えています。見事にはい上がって、超えていった。普段は褒めないんですが、内心さすがやなと思っています。記録はあくまでも通過点。柔軟性も高いし、最低40歳までは第一線でやれる。450本塁打以上打ってトップテンに入ってほしいですよ。高校生の彼を見た時、誰もがそういう選手になると思っていたはずなので。

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