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【甲子園】履正社・多田監督、自身甲子園初勝利に「センバツ後の必死の練習の成果が出ました」

[ 2023年8月7日 13:22 ]

第105回全国高校野球選手権記念大会第2日 履正社6―0鳥取商 ( 2023年8月7日 甲子園 )

<鳥取商・履正社>甲子園でノックする履正社・多田監督(撮影・平嶋 理子)
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第105回全国高校野球選手権記念大会第2日が7日、甲子園球場で行われた。第2試合では、4年ぶり5回目の出場の履正社(大阪)が投打をかみ合わせて、6―0で2年連続4回目の出場の鳥取商(鳥取)に勝利。今大会の優勝候補が、2019年以来の全国制覇に向けて力強く前進した。大阪勢としては通算183勝目となり、夏最多の東京の184勝にあと1勝に迫った。

履正社は初回1死一、二塁から森田大翔(3年)の左越え3ランで先制。4、5回は得点圏に走者を進めながら、あと1本が出なかったが、7回1死一、二塁から西田大志(3年)の右翼線適時二塁打、増田壮(3年)の中前2点適時打で3点を追加した。

投げては、左腕2枚看板の1人、背番号1の増田が切れのいい130キロ台の直球にチェンジアップを織り交ぜて7回を4安打無失点。8回以降は、もう1人の左腕、背番号10の福田幸之助(3年)と右腕・高木大希(2年)とつないでリードを守り切った。

多田晃監督は就任後、初の甲子園勝利となり、「センバツで負けて悔しい思いをしたんですけど、主将の森沢を中心に5、6月に必死の練習してきた。その成果がきょう出ました」と話した。初回の森田の先制3ランは、「大阪大会から調子がよかったので、初回に点を取りたかった。本当にうれしい本塁打だった。内角を得意にしているので、森田らしいいい打撃だった」、7回の追加点について「相手の山根投手は変化球が低めに決まっていた。なんとかつないでいこうと声をかけた」と振り返った。増田の投打の活躍を「打撃はいいものを持っているし、投球も気持ちを出して投げてくれた」と称え、「きょうは予定通りの継投」と話していた。

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