間杉俊彦

1961年、 東京都生まれ。1986年、 早稲田大学第一文学部文芸専修卒業、ダイヤモンド社入社。「週刊ダイヤモンド」編集部に配属され、以後、記者として流通、家電、化学・医薬品、運輸サービスなどの各業界を担当。「週刊ダイヤモンド」副編集長、人材開発編集部(現HRソリューション事業室)副部長を経て、フリーランスのライター&エディターとなる。著書に『だから若手が辞めていく』(ダイヤモンド社刊)。人材開発編集部在籍中は、「ヤフーの1on1」(ダイヤモンド社刊)など、人材育成をテーマとする書籍も多く手がけ、毎年、複数の大学において企業の模擬面接や業界研究をテーマにした講演を行った。

若手自身の自助努力に加えて必要な「マネジャーのサポート力」と「組織の関与力」

2011年3月1日

若手自身の自助努力に加えて必要な「マネジャーのサポート力」と「組織の関与力」

職場で「人が育った20年前」と「育たなくなった今」は何が違うのか。このような問いかけから、本連載はスタートしました。現代の事情にフィットした育成とはどうあるべきか。今回から、数回のまとめ編に入ります。

就活スタートを3年の秋から4年の夏に――商社業界の問題提起で、優秀な人材が採用できるようになるか?

2010年10月12日

就活スタートを3年の秋から4年の夏に――商社業界の問題提起で、優秀な人材が採用できるようになるか?

「採用活動を4年生の夏以降に」という商社業界の問題提起が、企業、大学、学生に大きなインパクトを与えています。3年から4年の時期を就職活動に費やすことなくしっかり学ばせ、人材の能力アップを図ろうという考えのようです。

子どもをブラック企業に入れないためにも、就職難の時代こそ経験豊富な親のバックアップが有効

2010年9月28日

子どもをブラック企業に入れないためにも、就職難の時代こそ経験豊富な親のバックアップが有効

「わが子の就職」は、今も昔も親にとっては重要な関心事です。子どもの就職へのかかわり方として、経験に基づく正当・妥当なバックアップはあり得るし、こういう厳しい環境下こそ、そうすべきではないでしょうか。

会社選びを飲み屋選び並みに安直にした「ネット就職」の功罪を考える

2010年9月14日

会社選びを飲み屋選び並みに安直にした「ネット就職」の功罪を考える

前回は、採用のミスマッチを減らし、学生が自分に合った企業選択をするために、大学と企業の間にある断絶を埋め、連続性を持たせる試みが必要だ、と書きました。今回も引き続き、採用について考えてみます。

企業と学生の相互発見を阻む大学と企業の間にある見えない断絶

2010年8月31日

企業と学生の相互発見を阻む大学と企業の間にある見えない断絶

夏休みが終わると、大学3年生の就職活動が始動します。多くの学生が、この時期に初めて「産業企業」や「世の中」のこと、さらには「自分のキャリアビジョン」について考えることになりますが、しばしば「情報のミスマッチ」が発生します。

なぜ、若手の成長が組織の収益にプラスになるという視点を持てないのか

2010年8月17日

なぜ、若手の成長が組織の収益にプラスになるという視点を持てないのか

最近の調査によると、企業の経営層が認識している社内の課題は「人材育成」がもっとも多く、前年トップの「収益性向上」を上回って最大の関心事となったそうです。しかし、この調査結果には少し違和感があります。

そもそも、あなたの会社ではどんな人材を求めているのですか?〜多様な人材によって職場は活性化し、パフォーマンスは上がる

2010年8月3日

そもそも、あなたの会社ではどんな人材を求めているのですか?〜多様な人材によって職場は活性化し、パフォーマンスは上がる

会社は若手に、いかなる成長を期待しているのか。また、それは「一つのモノサシ」で計られるべきものなのか。もっと言えば、「一つのモノサシ」で計り続けた結果、職場は人が育ちにくい環境になってしまったのではないでしょうか。

若手をつぶす?"スパルタ式"新入社員研修「厳しさ」と「理不尽さ」の曖昧な境界線

2010年6月7日

若手をつぶす?"スパルタ式"新入社員研修「厳しさ」と「理不尽さ」の曖昧な境界線

王将フードサービスの"スパルタ式"新入社員研修を批判的に取り上げた前回の記事に対して賛否両論の意見をいただきました。もちろん私自身、「厳しいこと」を否定するつもりはありません。批判したいのは「理不尽な厳しさ」です。

「なぜ給料をもらえるのか――」新入社員研修での問いへの手ごたえ

2010年4月19日

「なぜ給料をもらえるのか――」新入社員研修での問いへの手ごたえ

ある大手メーカーの新入社員研修で、「仕事への心構え」の講師を務めました。「なぜ給料をもらえるのか」というテーマについて新入社員に話し合いをしてもらったところ、教える立場であるはずの私自身に多く発見がありました。

「使えないヤツを配属するな!」と言わせない新入社員研修のススメ

2010年3月31日

「使えないヤツを配属するな!」と言わせない新入社員研修のススメ

新入社員が入社する季節になりました。人事マンは、一方で採用試験への対応もあり、超多忙。さらに気の毒なのは、後に新人たちが配属される現場からは「ちゃんと教育して配属させろ!」クレームがついてしまうことです。

アクセスランキング

  • 最新
  • 昨日
  • 週間
  • 会員

最新記事

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /