ラグビーW杯、40億人が視聴する大イベントの「経済効果」
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チケット料金は、試合が観戦しやすい最上位のカテゴリーAの場合、日本戦で5万円。決勝戦は10万円。国内の試合と比較すると高額ではあるが、売れ行きは順調だ。組織委員会のチケッティング・マーケティング局の森貴信局長はこう説明する。
「全販売数180万枚中、第3次の段階で8割以上を販売しました。過去の大会と比較しても、最速ペースです。日本や人気国が絡まない、コアなファン以外には注目されにくい試合も好調です」
現時点で、決勝までの48試合の全てで7割以上を販売。日本戦やニュージーランド戦、決勝トーナメントは完売を予想している。「8割以上スタジアムが埋まれば、見た目には満員レベル」なので、ガラガラの観客席の映像が世界に流れるリスクはない。
チケット売り上げは、暫定予算から複数回上方修正済み。最終的には350億円程度を見込む。大会目的の訪日外国人客は50万人以上を想定している。
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