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中国は発展のチャンスを世界と共有

人民網日本語版 2017年11月20日14:55

米タイム誌アジア版最新号の表紙は示唆に富む。五星紅旗を象徴する赤と黄の地色に中国語と英語で「中国が勝った」と書いてある。表紙の意味するものを示すのに中英両国語を用いたのは、創刊以来初だ。新華網が伝えた。

記事は経済、政治、社会分野の中国の誇らしい成果を列挙。今日の中国の政治・経済制度について、第2次大戦後の国際体制を主導した米国モデルより整っており、さらに持続可能ですらあると指摘した。

第19回中国共産党大会後、中国は新たな歴史的出発点に立った。中国はどこへ向かうのか?世界は多元的を必要としている。中国の案はどのような知恵を貢献できるのか?外国の多くの学者は、より明晰で系統的な答えを望んでいる。国際シンクタンクシンポジウム「第19回党大会:中国の発展と世界的意義」(主催:中国社会科学院、中国国際経済交流センター)が先日北京で開催され、世界30余りのシンクタンクの数百人の学者や政界要人が白熱した議論を繰り広げた。

しかく中国共産党が正しかったこと

中国の変化に関して、ボアオ・アジアフォーラム理事長を務める日本の福田康夫元首相は「自動車は大変少なく、いたるところ自転車の行列だった」と30数年前の北京・長安街の風景を思い起こし、「今は全く違う。中国は10年で2万キロ余りの高速鉄道を建設した。これは日本を遥かに超えるスピードと効率だ」と語った。

ケニアアフリカ政策研究所のPeter Kagwanja所長は中国の高速鉄道に深い感情を抱いている。中国の支援で建設された鉄道によってモンバサーナイロビ間は2時間まで短縮され、ケニア経済の発展を支えている。Kagwanja氏は「中国は世界の発展の歴史における先例だ。中国モデルはわれわれに希望をもたらした」と語った。

中国社会科学院の蔡昉副院長は「過去40年余り、世界の貧困削減事業に対する中国の寄与率は70%を超え、貧困削減事業で中国の知恵を創造し、数多くの発展途上国の参考になった」と指摘した。

2008年の金融危機後、西側は根本的な制度変革を実現するどころか、制度の硬直化や大きな矛盾を生じている。中国は社会主義市場経済路線を堅持し、世界経済成長の「ギアチェンジ期」に冷静に対処し、世界経済への寄与率が30%を超え、世界経済の「バラスト」及び「ブースター」となっている。

西側の現代化モデルを単純に踏襲するのではなく、世界、国、党の状況の変化に立脚し、現代化の各段階で必要な事に基づき指導思想の内包と外延を発展させる。これが中国共産党が国の現代化を推し進めるうえで肝要なことだ。

「われわれは長年の実践と努力を経て、西側から伝わった概念である社会主義の中国化に成功した」と、中国人民大学国際問題研究所の王義桅所長は指摘した。

中国現代国際関係研究院の袁鵬副院長は「中国の案は自己強化による発展を図る世界の国々に新たな選択肢を提供した」と指摘した。

しかく中国の発展が世界にもたらすもの

数年前、中国人にとってクランベリーはまだ馴染みのないものだった。日増しに富裕化する中間層の健康的な果物への需要が急速に伸びるに伴い、中国はわずか4年で米国第2のクランベリー輸出相手国となった。

クランベリーと同様、中国の一般家庭の食卓に並ぶようになったものに、アラスカ産の魚、モンタナ産の牛肉、アイオワ産の大豆がある。トランプ米大統領の訪中時、中米の企業は2535億ドルの経済・貿易協力合意に署名し、二国間の経済・貿易関係に新たな原動力を与えた。

第19回党大会報告は「全面的開放の新たな構造の形成を推し進める」「中国の開放の扉が閉ざされることはなく、大きく開かれていくのみだ」とした。

国務院発展研究センター対外経済部の趙晋平部長は「経済規模で世界第2位の新興経済大国である中国にとって、開放は自らの発展にとって必要であり、世界経済の成長に新たなチャンスをもたらすものでもある」と指摘した。

今後15年、中国市場は一層拡大し、24兆ドルの物品を輸入し、中国大陸部外から2兆ドルの直接投資を受け入れ、対外投資額も2兆ドルに達する見通しだ。来年、上海は第1回中国国際輸入博覧会を開催して、各国のために中国市場開拓の新たな場を設ける。

趙氏は「現在の中国の対外開放水準は、複雑に入り組んだ外部環境の変化に適応し、国際競争・協力に参加し、これをリードする新たな優位性を育成するにはまだ大きな隔たりがあることを認識しなければならない。対外開放の幅と深さが不十分、不均衡であることが、依然主要な問題だ」と指摘した。

全面的開放の新構造の形成という新たな指示を真に実行に移す鍵は「全面」にあり、難しさは「新構造」にある。最も難度の高い鍵となる分野で難関を攻略し、新たな進展を得る必要がある。

趙氏は「中国の将来の対外開放は全面的、高水準、深いレベルのものでなければならない。これが中国の発展と改革に永続的原動力を与える」と指摘した。

第19回党大会報告は「各国の人々は同舟相救い、貿易と投資の自由化及び円滑化を促進し、世界経済のより開放的、包摂的で、あまねく恩恵の及ぶ、均衡ある、ウィンウィンの方向への発展を後押しする必要がある」と強調した。

現在の中国が蓄積と革新によって産業の優位性を掌握し、今後の発展のために原動力とポテンシャルエネルギーを蓄えているのは、グローバル化推進のために自らの事を仕上げるものだ。「中国とグローバル化シンクタンク」の王輝耀理事長は「このような『中国の案』が増えるほど、路線の選択における競争力が高まり、グローバル化推進の過程で一層の支持を得られ、一層大きな力を団結させ、『中国の繁栄』と『世界の進歩』をさらに深く結びつけることができる」と指摘した。(編集NA)

「人民網日本語版」2017年11月20日

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