中国民用航空局は17日の記者会見で、今年1-9月期、民間航空業界全体の輸送量が前年同期比12.3%増の796億7千万トンキロ、旅客輸送量が同比12.5%増の4億900万人、貨物輸送量が同比6.4%増の509万6千トンに達したことを明らかにした。三大指標の増加ペースは今年初頭より早まり、通年での目標を順調に達成する見込みだ。人民日報が報じた。
輸送量が全体的に増加しているのを背景に、1-9月期の民間航空の発展構造も変化を見せている。同期、国内線の輸送量は前年同期比11.6%増の512億3千万トンキロだった。国際線の輸送量は同比13.5%増の284億3千万トンキロだった。国内線、国際線の増加ペースの差が縮まっている。貨物輸送を見ると、同期、輸出入が引き続き回復傾向にあるのを背景に、国際線の貨物輸送量は前年同期比14.3%増の158万6千トンと、急増傾向にある。
2012年の中国共産党第18回全国代表大会以降、民間航空業は安定して急速に発展しており、2016年末の時点で、中国の航空輸送規模は12年連続で米国に継ぐ世界2位となっている。民間航空の旅客輸送数が総合交通運輸体系における割合は26.8%と、12年より11.7ポイント上昇した。(編集KN)
「人民網日本語版」2017年10月18日
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