3兆ドル(1ドルは約114円)の大台まで下がった中国の外貨準備高が、2月に再び「3兆ドル」の大台を回復した。
中国人民銀行が7日に発表したデータによると、2月末の時点で、中国の外貨準備高は3兆51億2400万ドルとなり、1月末比で69億ドルの増加となった。新華社が伝えた。
国家外貨管理局の関係者によると、2月の中国の越境資金の流動は比較的バランスがとれており、国際金融市場における対ドル相場も全体的に下落したが、資産価格は上昇し、外貨準備高が投資する貨幣と資産の間で互いに相殺する分散化効果を発揮し、これらの要素の総合的な影響を受け、外貨準備高が再び安定した上昇を見せたとしている。(編集TG)
「人民網日本語版」2017年3月8日
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