ホームページに設定
人民網モバイルニュース配信 I-mode登録 中国語版 日本频道
2016年12月13日

中日対訳 健康知恵袋 企画集 北京のお気に入り

ホーム 新着 経済 社会 政治 科学 中日 カルチャー 特集 コメント 評論 写真 動画 過去の記事
中国における日本企業 経済用語集 中国投資情報 企業 自動車 不動産 金融 家電 IT・通信 資源
中国の夢 あつまれ!中国の日本人
指導者関連報道 外交部記者会見 鍾声国際論評 望海楼評論 共産党ニュース
宇宙開発 月探査 資源・能源 電子・通信 科学調査 原子力
中国メディアが見る日本 外国人が見る中国
芸能スクープ 映画祭 映画速報
特集 企画 在中日本人の記録番組:中国と共に生きる ニュースエクスプレス
週間!深読み「日本」 人民日報評論コラム「望海楼」 人民日報鍾声国際論評
Apple 新浪 ツイッター FB LINE 微信 RSS
人民網日本語版>>中日フォーカス

ある中国のアーティストの日本の旅(一)

人民網日本語版 2016年12月13日16:35

「修」 李津

私と日本の「縁」は、私の作品が1990年に東京大田美術館で開催された「中国現代水墨画展」で展示されたのがきっかけだった。その展覧会は栗憲庭(リー・シェンティン)さんが企画した初めての展覧会だった。その後、日本のアート界の友人とは交流があったものの、日本に行くことはずっとなかった。日本について深く知るようになったことを語るには日本料理に触れなければならない。私は10年前から日本料理が好きになった。日本料理が好きになったのには2つの理由がある。まず、私は天津出身で、子供のころから水産物を食べていたため、生の水産物も受け入れやすい。また、日本料理は食材が美しく、盛り付けや皿などにこだわり、まるでアートのよう。生の食材のくさみや冷たい食感は、日本の美意識の冷やかな美しさや上品さ、巧みさ、爽やかさ、穏やかさなどの前に全く気になることはなく、日本料理を食べる時は、舌だけでなく、目でも楽しむことができる。(文:李津。北京晩報掲載)

私が初めて日本料理を食べたのは中国ではなく、ニューヨークだった。ニューヨークでは、マンハッタンのような繁華街に日本料理店がたくさん集まっている。そして、その多くが半地下でスペースも小さいものの、こだわりの詰まった店で、味は抜群なので、たいてい予約が必要だ。3年前、友人の李光さんの案内で、日本に初めて足を運んだ。まず初めに行ったのが京都。博物館や寺院以外に、居酒屋にも非常に惹かれた。まず古い建物が残り、日本らしさが満喫できる場所に泊まった。付近には居酒屋が立ち並んでおり、路地にも情緒があふれていた。京都の古い街並みが残る場所の景色やその雰囲気を見て、私は中国古代・宋の都・東京しかく梁(しかくはさんずいへんに卞、とうけいべんりょう)を連想し、当時の繁栄を描いた絵「清明上河図」が目の前に現れたような感覚に襲われた。次にザ・リッツ・カールトン京都に泊まったが、その雰囲気は全く違い、そこでは日本人がどのように伝統を守りながら、西洋文化を取り入れたかを感じることができた。同ホテルは京都の真ん中を流れる鴨川のほとりにあり、窓からは、川を歩いて渡ることができる飛び石も見えた。日本は、現代化された先進国であるものの、民族の伝統や風習はしっかりと保護され、非常ににぎやかな大都市の街中でも、着物を着ている人を見かけることができる。京都では、それら全てが非常に自然で、非現実的な感じは全くない。スーツに革靴姿のサラリーマンと、情緒あふれる着物を着た店のスタッフ、「現在」と「過去」が、完全に融合している。


【1】 【2】

人民網日本語版LINE公式アカウント開設人民網日本語版LINE公式アカウント開設

関連記事

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

  • 名前
  • コメントを書く

最新コメント

  • 全部
  • 経済
  • 社会
  • 政治
  • コメント
中国メディアが見る日本

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /