ホームページに設定
人民網モバイルニュース配信 I-mode登録 中国語版 日本频道
2014年9月2日

中国の夢 健康知恵袋 企画集 日本からニイハオ!

ホーム 新着 経済 社会 政治 科学 中日 カルチャー 特集 コメント 評論 写真 動画 過去の記事
中国における日本企業 経済用語集 中国投資情報 企業 自動車 不動産 金融 家電 IT・通信 資源
中国の夢 あつまれ!中国の日本人 人民日報「微博」
指導者関連報道 外交部記者会見 鍾声国際論評 望海楼評論 共産党ニュース
宇宙開発 月探査 資源・能源 電子・通信 科学調査 原子力
中国メディアが見る日本 外国人が見る中国 宮崎駿監督の新作「風立ちぬ」 北京で日本人が春節体験
芸能スクープ 映画祭 映画速報
特集 企画 在中日本人の記録番組:中国と共に生きる 公式ブログ 北京の空は何色? ニュースエクスプレス
週間!深読み「日本」 人民日報評論コラム「望海楼」 人民日報鍾声国際論評
Apple 新浪 騰訊 人民 LINE 微信 RSS
人民網日本語版>>科学技術

北京の地下鉄、ミリ波を使った保安検査装置を導入へ

人民網日本語版 2014年09月02日14:19

通退勤ラッシュ時の北京市地下鉄の人の多さを知る人は、誰もが安全を懸念している。北京先進産業技術研究院は8月31日に、10件の最新技術を発表した。そのうち北京航空航天大学教授の苗俊剛氏が発明した「映像撮影型ミリ波人体保安検査装置」は見えない所からの監視が可能で、ガソリンや爆弾などの危険物を迅速に識別できる。このハイテクな発明は、来年に北京市の地下鉄で使用され、市民の安全を守ることになる。京華時報が伝えた。

中国の保安検査装置は、主に赤外線もしくはX線による画像化の手段を採用している。北京航空航天大学電子情報工学学院教授の苗氏は、「伝統的な保安検査装置では表面しか見て取れず、服に遮られる部分については調べられない。ミリ波はこれまで軍事、特にミサイルに多く使用されていたハイテク技術で、このたび民間への転用を実現した」と語った。

苗氏によると、この検査装置は見えない所からの監視が中心となる。2つのカメラが5メートルの距離をあけて設置され、検査装置のコマ数は毎秒24フレームに達する。検査エリア内を人が正常な速度で通過すれば、装置は爆発物が隠されていないかを自動的に調べることができる。海外にもミリ波検査装置があるが、その多くは写真撮影を中心としており、人をその場に立たせて撮影する必要がある。ゆえに中国のこの安全検査装置は、世界トップクラスに達していると言える。

苗氏は、「同プロジェクトは実験室内で、多くの危険物の検査を完了した。さらなる改良を経て、同装置の量産化に取り組む。来年にも北京の駅で使用を開始する予定だ」と述べた。

しかし同装置の使用は、現在乗客の手荷物を対象に実施している保安検査の取り消しを意味するものではない。今後はこの2種類の保安検査を同時に実施することになる。(編集YF)

「人民網日本語版」2014年9月2日

人民網日本語版LINE公式アカウント開設人民網日本語版LINE公式アカウント開設

関連記事

最新ニュース

注目フォトニュース

コメント

  • 名前
  • コメントを書く

最新コメント

  • 全部
  • 経済
  • 社会
  • 政治
  • コメント
中国メディアが見る日本

AltStyle によって変換されたページ (->オリジナル) /