ロボコン挑戦:大会出場権獲得 !!!!!!!

2016年5月12日 (木) ロボコン, 授業紹介, ロボット | 固定リンク 投稿者: 機械工学科

学科長の松尾から,ロボコン挑戦その後のご報告です.

さて,2015年度受講生の有志によるNHK学生ロボコン2016挑戦(ややこしい)ですが,このたびめでたく第2次審査を通過し,7月に行われるNHK学生ロボコン大会への出場権を獲得しました(http://www.official-robocon.com/jp/daigaku/daigaku2016/officialentry.html).実に,工科大としては2009年大会初出場以来,7年ぶり2度目の快挙です.

その背景には,メンバー諸君の奮闘・努力(上野助教の叱咤・激励も)はもちろんですが,新しい機械工学科の工作機械が多いに役立っています.エコロボットの機体は,レーザー加工機を活用して大幅にリファインされ,風車の小物部品には3Dプリンタが活躍しています(Fig.1).ハイブリッドロボットも,随所に新しい工作機械を活用して,スリム化した2号機が製作できました(Fig.2).そして,体育館にフィールドを設置して,本番さながら,競技の課題全てを連続して実行・完了することができました(Fig.3,Fig.4).

Fig1Fig.1
Fig2 Fig.2
Fig4Fig.3
Fig5Fig.4

しかし,先日行われたベトナム国内大会では,課題完了時間20秒以下のチームが続出しています.このため,大会で上位進出を目指すには,基本仕様から見直してさらなる改良が必須です(現在の工科大チームの性能は秘密).ロボットの作業速度を上げるには,単純にモータや電池だけ大きくすればいいのではなく,目標速度に合わせた再設計が必要です.

例年のことながらメンバーが4年生になったので就職活動との両立が大変ですが,ロボコン効果か内々定確保者も出ているようなので,大会まであと2ヶ月弱,メンバーのたゆまぬ努力とさらなる飛躍に期待しましょう.

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