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業務紹介
需給調整・系統運用
需給調整市場の検討・詳細設計
エリアを超えた調整力の効率的な調達を実現
一般送配電事業者が系統の需給バランスの調整を行うために必要となる「調整力」は、一般送配電事業者による公募調達がエリアごとに行われていましたが、2021年度以降、「需給調整市場」による広域調達を順次拡大し、2024年度には全ての調整力を広域的に調達することで、効率的な電力系統の維持運用に寄与しています。
本機関は、この「需給調整市場」の制度検討・詳細設計を行っています。
需給調整市場で取り扱う商品
電力需要の変動は成分毎に分解可能で、一般送配電事業者はそれぞれの変動成分に対応した発電機等の機能を使い分けて周波数制御を実施しています。需給調整市場では、この制御機能等を踏まえ、応動時間や継続時間に応じた一次調整力から三次調整力2までの5つの商品が取引されています。
2021年度より応動時間の長い商品から段階的に取引が開始され、2024年度には全商品の取引が行われるようになりました。
