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沈黙の語り部たち-佐賀の災害歴史遺産調査報告-

発行者:災害歴史を学ぶ会
編集:「沈黙の語り部たち」編集委員会
調査執筆:災害歴史を学ぶ会 本山 和文

「沈黙の語り部たち 〜佐賀の災害歴史遺産調査報告〜」は、北部九州河川利用協会の令和6年度河川利用推進支援事業及び九州地域づくり協会の令和6 年度公益目的支援事業の助成を受け製作されました。

発刊にあたって

この調査のきっかけとなった2011年の東日本大震災から十余年が経つ。

この地震の津波で被災した地域は、明治三陸大津波、昭和三陸大津波など、過去幾度も大津波に襲われてきた。そしてそれを伝える碑が各地に建てられている。その中の岩手県宮古市の姉吉地区にある津波石碑のことが当時の地元新聞に報道されていた。碑には明治、昭和の津波の教訓として、「此処より下に家を建てるな」と刻まれており、その教訓から東日本大震災では津波による家屋の被害はなかったという。こうした碑等は、災害の記録であり、先人が残した教訓であり、貴重な遺産である。これらを通じて地域の災害の歴史を知り、同様な災害に備えることが大切であると考え、これらを災害歴史遺産と呼んで県内の調査を行ってきた。本書はその最新の調査結果である。

歴史は繰り返すといわれる。災害もまた同じである。その地域で過去に発生した災害は、その地域の災害リスクであり、いつか再び同じような災害が起きることを想定して備えておくことが大切である。災害歴史遺産は、今あなたが住んでいる地域の災害の歴史を語り継ぐ、いわば沈黙の語り部なのである。

本書を通じて、皆さんが沈黙の語り部たちの声なき声に耳を傾け、地域の災害リスクを我が事として捉え、命と財産を守る行動につなげて頂くことを願ってやまない。

最後に、この調査にご協力を頂いた関係各位に紙面を借りてお礼を申し上げたい。

災害歴史を学ぶ会 代表 本山 和文

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