綺麗な水環境を守るためには、使った水をきれいにしてから
川や海に戻すことが必要です。
私たちは朝起きると、水道の蛇口をひねって水を簡単に利用することができます。生活雑排水(台所、洗濯、風呂や洗面所)とトイレの排水をあわせて「生活排水」と呼び、私たちの生活の中で「生活排水」を絶えず排出しています。
住宅から排出された生活排水は、側溝や身近な小さな川から大きな川(阿武隈川等)に流れ込み、やがて太平洋や日本海にそそぎます。きれいな水環境を守るためには、使った水をきれいにしてから川や海に戻すことが必要です。
私たちが一日あたり排出する生活排水の汚れは、汚水量で200l、BOD負荷量で40gです。
水中の微生物は、酸素を取り込み有機物を分解して水をきれいにします。ODはこの時に微生物が必要とする酸素の量で、この数値が大きいほど水は汚れています。BODが5mg/lを超えると魚が棲みづらくなります。
BODってなに?福島県内の小学校などで水環境にまつわるこども環境教室を随時開催しています。