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福島県における水資源の象徴的な存在でもある猪苗代湖と裏磐梯について
猪苗代湖・裏磐梯フォトコンテスト入選作品
「湖畔の春」(撮影者:佐々木政志様)
猪苗代湖は平成14年度から4年間にわたって全国第1位の水質でしたが、平成18、19年度は大腸菌群数が基準値を超過したためにランク外となってしまいました。
その後、民産学官が一体となって水質日本一を復活させるために様々な活動を展開し、平成20年度の調査結果では全国第2位になりました。
当協会でも関係業者を対象に「浄化槽維持管理技術に関する研修会」などの水質日本一復活に向けた事業を展開するとともに、ヨシ刈り活動などのボランティア事業にも参加しています。
この条例は、全国に先駆けて水環境の汚濁を未然に防ぐために制定されました。猪苗代湖などの周辺では、県や市町村、事業者、住民などが一体となって、窒素やりんが入り込まないように高度処理浄化槽の設置や下水道の高度処理化などに努めています。
BODに加え窒素やリンを除去する浄化槽で、公共用水域の栄養塩類による富栄養化の防止に役立つ浄化槽。閉鎖性水域や水道水源地域で高度処理浄化槽の設置基数が増えています。
BODってなに?(注)CODとは水質汚濁の指標の一つで、化学的酸素消費量と呼ばれ、この値が大きいほど汚濁の程度が大きい傾向がある。
福島県内の小学校などで水環境にまつわるこども環境教室を随時開催しています。