2011年 8月 23日 コメントは受け付けていません。
『ジャック・ルーボーの極私的東京案内』をこの度毎日新聞の
書評欄でお取り上げいただきました。ありがとうございます!
若島正氏(2011年8月21日付毎日新聞)
『ジャック・ルーボーの極私的東京案内』というおそらく類のない日本旅行記に
関しては、〔歪んだオリエンタリズムを見出すという〕心配は一切無用である。
旅行記といっても、『不思議の国のアリス』や『オズの魔法使い』のような架空の国への
幻想旅行記にずっと近いのだから。〔......〕それにしても、ルーボーの作品は
どうしてこんなに軽いのか。形式の制約という側面から文学にアプローチして、
逆説的に精神の途方もない自由を得てしまう。
そこには、晩年の芭蕉が到達した「かるみ」の境地に通じるものがある。
全文はこちらで読めます→*
—-
Comments are closed.