2004年08月
2004年08月31日
今週の「日本のスイッチ」結果
[画像:夜店.jpg] 今週の「日本のスイッチ」(毎日新聞社)の回答結果。今週はぼくと同じ回答をした人が結構少なかったです。不思議。
卓球の愛ちゃんの掛け声が気になる人・気にならない人が真っ二つに分かれたのは興味深いね。
●くろまる実施期間:8/23(月)〜8/25(水)
●くろまる参加者:44192人
↓あなたの答えは■しかくで示されています
----------------
1.沖縄ヘリ墜落で、在日米軍が現場検証を拒否って
□しろいしかく怒り感じる...90%(39665人)
■しかくやむを得ない...10%(4443人)
2.五輪中継で、いつものTV番組が見られないのは
■しかくかまわない...78%(34395人)
□しろいしかく実は許せない...22%(9720人)
3.卓球の愛ちゃん、あの掛け声は何と言ってるのか
■しかく気になった...50%(22209人)
□しろいしかく気にならない...50%(21909人)
4.五輪サッカー、実はイラクチームを応援してます
□しろいしかくはい...21%(9482人)
■しかくいいえ...78%(34544人)
5.偽造カードによる預金被害、銀行側の責任は
■しかく大きい...86%(38036人)
□しろいしかく小さい...14%(6048人)
6.「打ち水大作戦」を、やっている人が身近にいる
■しかくいる...12%(5324人)
□しろいしかく見かけない...88%(38780人)
7.ライブドア、新球団設立の意欲に本気を
□しろいしかく感じます...44%(19568人)
■しかく感じない...55%(24461人)
8.お茶するとき、より落ち着けるのは
□しろいしかく小粋なカフェ...31%(13538人)
■しかく普通の喫茶店...69%(30535人)
----------------
日本全国にあなたと全問同じ回答の方が......50人いました。
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卓球の愛ちゃんの掛け声が気になる人・気にならない人が真っ二つに分かれたのは興味深いね。
2004年08月29日
雲、はやく流れて
[画像:終業したメリーゴーランド.jpg] 昨日というか、一昨日というか、今朝というか、ともかく今から一番近いときの眠りは浅く、何度も目が覚めた。起きる度、暗い、暗い、まだ暗い、あぁ明るい、そして、あー!寝過ごしたーっ!てな感じ。ほんとうは7時半には目覚めようとしていたのに、8時半だった。
それからオセロの司会で中尾彬が出ていて、土曜らしい一週間を振り返るチックなことやって、世界の新婚の朝ごはん紹介する番組(毎日放送)見ながら朝食摂って、9時半にはハリマ発。ガソリン入れて、久しぶりに高速使って大阪へ。
中国道から豪華にも阪神高速(700円)使って、大阪市内の法円坂出口で下りようと思ってたら行き過ぎて、東大阪の高井田出口下りて、上本町の店から攻めようと思っていたけど、せっかく東大阪で下りたのだからと一軒目の近鉄・布施駅前のお店へ着いたのは、11時を廻っていたころだった。
そいで、その店の人にたくさんの部屋を案内してもらって、店を出たのは2時ぐらいだったろうか。15年前、ぼくはこの東大阪という土地に母とともに身を置いていたことがあって、その月日は、いくらお世辞に言っても良い想い出はなく、実は、今日来るまでそこに足を着けることすら恐れていたのだけれど、15年という時間はありがたいのか、ただ長すぎたのか、実際歩いてみたり息を吸ってみたりしてみても、15年前の息苦しさはなく、その風景は、ただ淡々と流れていた。駅周辺の風景が少し洗練されたような気さえした。 布施駅構内の、なんでもない待ち合わせ場所にしか使われなさそうな喫茶店で、一杯350円のホットコーヒーを飲み、せっかく来たのだからと南口の、ちょうどぼくが本の魅力にとりつかれつつあったころに通っていた、ヒバリヤ書店(1Fだけ)にも寄った。そしてそこから、ちょうど西日の射す方向で眩しさを受けながら、西へ西へ。2軒目である上本町の店に着いたのは5時前。そこでもたくさんの部屋を案内してもらって、なんとひと通り案内され終わったのは夜も夜9時過ぎだった。
いろいろなことを考えつつ、母宅に帰ってきたのは10時前。なぜか「風呂に入れ」と言われることが、こんなにも面倒で、且つ、ありがたいことだと独り暮らし歴12年をもって、改めて感じつつ汗を流し、母と食事を摂り、焼酎をロックで呑みながら、今日までのことと今日のことを報告。母の優しさというか、やるせなさをまた感じてしまう。ありがとう。
台風が近づいているせいだろう、今日は空を見上げる度、雲がはやく流れていた。
それからオセロの司会で中尾彬が出ていて、土曜らしい一週間を振り返るチックなことやって、世界の新婚の朝ごはん紹介する番組(毎日放送)見ながら朝食摂って、9時半にはハリマ発。ガソリン入れて、久しぶりに高速使って大阪へ。
中国道から豪華にも阪神高速(700円)使って、大阪市内の法円坂出口で下りようと思ってたら行き過ぎて、東大阪の高井田出口下りて、上本町の店から攻めようと思っていたけど、せっかく東大阪で下りたのだからと一軒目の近鉄・布施駅前のお店へ着いたのは、11時を廻っていたころだった。
そいで、その店の人にたくさんの部屋を案内してもらって、店を出たのは2時ぐらいだったろうか。15年前、ぼくはこの東大阪という土地に母とともに身を置いていたことがあって、その月日は、いくらお世辞に言っても良い想い出はなく、実は、今日来るまでそこに足を着けることすら恐れていたのだけれど、15年という時間はありがたいのか、ただ長すぎたのか、実際歩いてみたり息を吸ってみたりしてみても、15年前の息苦しさはなく、その風景は、ただ淡々と流れていた。駅周辺の風景が少し洗練されたような気さえした。 布施駅構内の、なんでもない待ち合わせ場所にしか使われなさそうな喫茶店で、一杯350円のホットコーヒーを飲み、せっかく来たのだからと南口の、ちょうどぼくが本の魅力にとりつかれつつあったころに通っていた、ヒバリヤ書店(1Fだけ)にも寄った。そしてそこから、ちょうど西日の射す方向で眩しさを受けながら、西へ西へ。2軒目である上本町の店に着いたのは5時前。そこでもたくさんの部屋を案内してもらって、なんとひと通り案内され終わったのは夜も夜9時過ぎだった。
いろいろなことを考えつつ、母宅に帰ってきたのは10時前。なぜか「風呂に入れ」と言われることが、こんなにも面倒で、且つ、ありがたいことだと独り暮らし歴12年をもって、改めて感じつつ汗を流し、母と食事を摂り、焼酎をロックで呑みながら、今日までのことと今日のことを報告。母の優しさというか、やるせなさをまた感じてしまう。ありがとう。
台風が近づいているせいだろう、今日は空を見上げる度、雲がはやく流れていた。
2004年08月28日
久しぶりに蒸し暑い日
[画像:瓦.jpg] なかなか日手紙を更新できるような心境じゃないのだけれど。たくさんテレビを見る。こういう心境のとき、オリンピック中継のようなスポーツものは助かる。バラエティのように騒がしくもなく、ドラマのように訴えかけてくるものでもない、ただただそこに起こっていることをひたすら流しているだけのもの。もちろん、そこにドラマを読み取ろうとすれば、どんどん読み取れるのだろうけど、今のぼくはしない、できない。
今朝、1本の電話があり、とりあえずぼくの未来にひと筋の光(その色は輝かしいばかりではなく、ひどく現実的なものだったりもする)が当てられているような感じがする。とにもかくにもその光を頼りに、ぼくは動き出していかなければならない。これからぼくの身の回りは、まさしく激動するだろう。その準備というか「構え」を少しずつでもしていかなければならない。一旦、坂を転がりだせば、あとはなるようになる。だけど、その坂を転がりだす力というものは、やっぱりぼく自らひねり出していかなきゃね。
明日は朝から大阪に行く。
今、読み進めてる本は2冊。坂本龍一・天童荒太『少年とアフリカ〜音楽と物語、いのちと暴力をめぐる対話』(文春文庫)と、長井勝一『「ガロ」編集長』(ちくま文庫)。前著は、あまりにも当たり障りのない対話すぎて一気に読み進もうとしても無理。ちょくちょく刺激的な箇所もあるのだけど。後著は、今日、電話をもらって不安と期待とこれからしなければならない種々雑多なことを思い、体も頭もソワソワするなかで半ば逃避的に読み出した。長井さんの波瀾万丈な自伝は、「ぼくもやらなアカンか...」と思わせてくれる。明日からの大阪滞在にも持っていこうと思う一冊。何かの力になるかも。
ごめんなさい。抽象的な記述ばかりの日手紙になってしまって。
今朝、1本の電話があり、とりあえずぼくの未来にひと筋の光(その色は輝かしいばかりではなく、ひどく現実的なものだったりもする)が当てられているような感じがする。とにもかくにもその光を頼りに、ぼくは動き出していかなければならない。これからぼくの身の回りは、まさしく激動するだろう。その準備というか「構え」を少しずつでもしていかなければならない。一旦、坂を転がりだせば、あとはなるようになる。だけど、その坂を転がりだす力というものは、やっぱりぼく自らひねり出していかなきゃね。
明日は朝から大阪に行く。
今、読み進めてる本は2冊。坂本龍一・天童荒太『少年とアフリカ〜音楽と物語、いのちと暴力をめぐる対話』(文春文庫)と、長井勝一『「ガロ」編集長』(ちくま文庫)。前著は、あまりにも当たり障りのない対話すぎて一気に読み進もうとしても無理。ちょくちょく刺激的な箇所もあるのだけど。後著は、今日、電話をもらって不安と期待とこれからしなければならない種々雑多なことを思い、体も頭もソワソワするなかで半ば逃避的に読み出した。長井さんの波瀾万丈な自伝は、「ぼくもやらなアカンか...」と思わせてくれる。明日からの大阪滞在にも持っていこうと思う一冊。何かの力になるかも。
ごめんなさい。抽象的な記述ばかりの日手紙になってしまって。
2004年08月26日
へその西脇織物祭り(こうさぎ)
きのうは毎日新聞社のスイッチみたいな実施するはずだった。
読売の、食後は報道するはずだったの。
subekarakuは、
といってました。
*このエントリは、こうさぎの「すべはりま」が書きました。
読売の、食後は報道するはずだったの。
subekarakuは、
今朝、7時ごろに起床。
いつものようにテレビ「報道2001」(毎日放送)と、ずっと高校野球で放送さ
といってました。
*このエントリは、こうさぎの「すべはりま」が書きました。
2004年08月24日
今週もまた始まる
[画像:櫓.jpg] 今週の「日本のスイッチ」(毎日新聞社)回答結果。
ナベツネ氏辞任。裏金は今回が初めてとの説明を「信じる」人が2%(865人)とは...。いや、865人もいたことがスゴイのか。
昨日、また悲しいことアリ。最近、ほんとにツイてないな。ツイてる、ツイてないより、それがぼくの実力ってことなのかもしれないけど。パンをバカ食いする。
今日、また大阪まで行く。日帰り。たくさん運転して疲れた。けど、今日話した人とは、ぼくの生き方にまつわる「本質」に、少し触れた気がした。
●くろまる実施期間:8/16(月)〜8/18(水)
●くろまる参加者:43167人
↓あなたの答えは■しかくで示されています
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1.ナベツネ氏辞任。裏金は今回が初めてとの説明を
□しろいしかく信じる...2%(865人)
■しかく信じない...98%(42221人)
2.女子サッカー、「なでしこジャパン」の愛称って
□しろいしかくいい感じ...50%(21626人)
■しかくやや照れる...49%(21327人)
3.五輪真っ最中。最近の私は寝不足気味です
■しかくはい...44%(18964人)
□しろいしかくいいえ...56%(24135人)
4.自分の携帯には100件以上のアドレスが
■しかく入ってます...33%(14170人)
□しろいしかく入ってない...67%(28943人)
5.原子力発電、トータルで考えると大きいのは
□しろいしかくメリット...48%(20879人)
■しかくデメリット...51%(22148人)
6.この暑さに、そろそろ体が慣れてきた気がする
□しろいしかくはい...56%(24120人)
■しかくいいえ...44%(18986人)
7.戦没者の追悼施設は、どこがふさわしいと思うか
□しろいしかく靖国神社...34%(14695人)
■しかく無宗教施設を...65%(28215人)
8.自分の書く字が、けっこう気に入っている
□しろいしかくはい...33%(14301人)
■しかくいいえ...67%(28805人)
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日本全国にあなたと全問同じ回答の方が......291人いました。
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ナベツネ氏辞任。裏金は今回が初めてとの説明を「信じる」人が2%(865人)とは...。いや、865人もいたことがスゴイのか。
昨日、また悲しいことアリ。最近、ほんとにツイてないな。ツイてる、ツイてないより、それがぼくの実力ってことなのかもしれないけど。パンをバカ食いする。
今日、また大阪まで行く。日帰り。たくさん運転して疲れた。けど、今日話した人とは、ぼくの生き方にまつわる「本質」に、少し触れた気がした。
2004年08月23日
へその西脇織物祭り
[画像:櫓(遠景).jpg] 今朝、7時ごろに起床。いつものようにテレビ「報道2001」(関テレ)見て、朝から田中康夫と小林よしのりのツーショット見るのは辛かったりして、9時から「サンデーモーニング」(毎日放送)、10時から「サンデー・ジャポン」(毎日放送)と、ずっと高校野球で放送されてなかった(高校野球、関西ではNHKとともに春の選抜では毎日放送も、夏は朝日放送も同時に放送してる)「サンデープロジェクト」(朝日放送)を交互に見て、久しぶりに田原(総一郎)節や幼な顔の竹中平蔵などを堪能。それから「24時間テレビ」(よみうりテレビ)、「アッコにおまかせ!」(毎日放送)見て、あとはダラダラ、うたた寝などしつつ日曜っぽい時間を過ごす。最近どのメディアもオリンピックばかりで、仕方ないかもしれないけど、正直オリンピック疲れしてきた。
夜、童子山公園で行われている、へその西脇織物祭りへ。夜店まわったり、ビール呑んだり、踊りを眺めたり。夏の夜を感じる。
天童荒太『孤独の歌声』(新潮文庫)読了。この作品、あまり言及すべきことナシ。天童作品に特徴的な哲学的な<孤独>への試行も中途半端な感じ。ただし、この作品が後の『永遠の仔』や『家族狩り』につながることは予感させる。
夜、童子山公園で行われている、へその西脇織物祭りへ。夜店まわったり、ビール呑んだり、踊りを眺めたり。夏の夜を感じる。
天童荒太『孤独の歌声』(新潮文庫)読了。この作品、あまり言及すべきことナシ。天童作品に特徴的な哲学的な<孤独>への試行も中途半端な感じ。ただし、この作品が後の『永遠の仔』や『家族狩り』につながることは予感させる。
2004年08月22日
「馥郁(ふくいく)と」
[画像:動物園前駅前付近.jpg] 今朝7時ごろに目が覚め、偶然点けたテレビに実写版の「セーラームーン」(毎日放送)が映っており、噂には聞いていたが初めて見たので「これか...、」と見入る。
それからは読売テレビをずっと見続けた。「あさパラ!スペシャル」で、山田吾郎の妙な関西弁聞いて、「名探偵コナンSP(再)」、「黒の組織から来た女 大学教授殺人事件!謎めく転校生の秘密」見て、あの大人子ども女子・灰原哀の登場の経緯を初めて知り、それから「関西1万人が選ぶ お笑いオールタイムザベスト」という特番で、番組自体の構成は目新しいものはひとつもなかったけど、司会が今田耕司、YOU、藤井隆、そしてゲストに加藤茶と仲本工事、夢路こいし、坂上二郎、雨上がり決死隊、フットボールアワー、カンニング、高田純次、月亭八方ら、という、なかなか見られない組合せに喜んだ。
その後、天童荒太『孤独の歌声』(新潮文庫)読み始める。この作品は、'93年の日本推理サスペンス大賞優秀作を受賞した作品らしく、『永遠の仔』よりも前に書かれたのであるが、半分ほど読み終えた今でもわかる範囲でいえば、テーマはまたしても<ほんとうの家族>、<ほんとうの愛>など、またしても「ほんとう病」のぼくにはぴったりの作品で、でも、この作者の「ほんとう病」の罹りっぷりも年季が入っており、少し鼻についたりもする。
これまで読んだ分で気になった箇所は、
という箇所で、「馥郁」という単語、ぼくは初めて知った。文脈からだいだいの意味は読み取れるものの、久しぶりに出会ったことのない難しい単語にワクワクした。
今日、郵送されてきた「図書新聞」のなかで気になったのは、河合香織『セックスボランティア』(新潮社)の北島行徳(障害者プロレス「ドッグレッグス代表)の評。
本著は、「障害」者のオナニー介助や、「障害」者にボランティアでセックスを提供する人たちを巡る状況をリポートしたノンフィクションらしいのだが、評者の北島さんは、その状況に疑問を呈じる。
...うーん。実際本を読んでおらず、この評しか目にしていないから、なんとも言えないけれど、「障害」者の性、深い。機会があれば、読んでみたい。
今日は、へその西脇織物祭りの第一日目。夜は家からでも、へそ公園で打ち上げられている花火の光が見えた。
それからは読売テレビをずっと見続けた。「あさパラ!スペシャル」で、山田吾郎の妙な関西弁聞いて、「名探偵コナンSP(再)」、「黒の組織から来た女 大学教授殺人事件!謎めく転校生の秘密」見て、あの大人子ども女子・灰原哀の登場の経緯を初めて知り、それから「関西1万人が選ぶ お笑いオールタイムザベスト」という特番で、番組自体の構成は目新しいものはひとつもなかったけど、司会が今田耕司、YOU、藤井隆、そしてゲストに加藤茶と仲本工事、夢路こいし、坂上二郎、雨上がり決死隊、フットボールアワー、カンニング、高田純次、月亭八方ら、という、なかなか見られない組合せに喜んだ。
その後、天童荒太『孤独の歌声』(新潮文庫)読み始める。この作品は、'93年の日本推理サスペンス大賞優秀作を受賞した作品らしく、『永遠の仔』よりも前に書かれたのであるが、半分ほど読み終えた今でもわかる範囲でいえば、テーマはまたしても<ほんとうの家族>、<ほんとうの愛>など、またしても「ほんとう病」のぼくにはぴったりの作品で、でも、この作者の「ほんとう病」の罹りっぷりも年季が入っており、少し鼻についたりもする。
これまで読んだ分で気になった箇所は、
不意に、彼女のつつましい香水と体臭とが混ざり合った馥郁(ふくいく)とした香りが、おれの鼻先に漂うのを感じた。
という箇所で、「馥郁」という単語、ぼくは初めて知った。文脈からだいだいの意味は読み取れるものの、久しぶりに出会ったことのない難しい単語にワクワクした。
今日、郵送されてきた「図書新聞」のなかで気になったのは、河合香織『セックスボランティア』(新潮社)の北島行徳(障害者プロレス「ドッグレッグス代表)の評。
本著は、「障害」者のオナニー介助や、「障害」者にボランティアでセックスを提供する人たちを巡る状況をリポートしたノンフィクションらしいのだが、評者の北島さんは、その状況に疑問を呈じる。
果たして、セックスとは無償で手に入れられるべきものなのだろうか。
健常者である私が、こんな発言をするのは傲慢とは承知した上で、あえて書く。障害者が異性を知ることなく死ぬとしても、それさえも性の一つなのではないか。
...うーん。実際本を読んでおらず、この評しか目にしていないから、なんとも言えないけれど、「障害」者の性、深い。機会があれば、読んでみたい。
今日は、へその西脇織物祭りの第一日目。夜は家からでも、へそ公園で打ち上げられている花火の光が見えた。
2004年08月20日
J・B・ハリスさん、死去
[画像:映画館へのエスカレータ.jpg]今日のニュースなどから。
◇ラジオ英語講座の先生、J・B・ハリスさんが死去(vodafoneのステーション「総合ニュース」より)
J・B・ハリスさんには、ぼくが「不登校」で、でも勉強だけはしたかった時期、ラジオ講座でお世話になった。あの頃(12、3年前)でも、声からしてえらくお歳だったと思うのだけど、いったい享年おいくつだったのだろうか。
◇台湾・侯監督、政治に情熱(今日の朝日新聞夕刊より)
以下、記事抜粋。
『誰も知らない』の是枝裕和監督が少なからず影響を受けたと公言していて、ぼくも『珈琲時光』を楽しみにしていた侯監督の政治へのコミットメント。なんとなくショック。
ところで「口さがない向き」って何?こんな言い回し初めて聞いた。
ところで『誰も知らない』と言えば、同じく今日の夕刊に森岡正博の評が載っていた。
『誰も知らない』の評で、「大人たちのエゴイズムの対極」としての、また「やさしさを開く」ものとしての「東京」が述べられていたものを、ぼくは初めて読んだ。
◇ラジオ英語講座の先生、J・B・ハリスさんが死去(vodafoneのステーション「総合ニュース」より)
J・B・ハリスさんには、ぼくが「不登校」で、でも勉強だけはしたかった時期、ラジオ講座でお世話になった。あの頃(12、3年前)でも、声からしてえらくお歳だったと思うのだけど、いったい享年おいくつだったのだろうか。
◇台湾・侯監督、政治に情熱(今日の朝日新聞夕刊より)
以下、記事抜粋。
映画「悲情都市」や最近は小津安二郎生誕100周年を記念して日本で製作した「珈琲時光」などで知られる台湾の映画監督、侯孝賢(ホウ・シャオシェン)さん(57)が7月下旬に台北市で開設された「台湾民主学校」の校長に就任した。
学校といっても設立の中心になったのはトウ[携帯では変換不可]水扁総統に批判的な政治家たち。政治結社として今年12月に実施される立法委員(国会議員)選挙に候補者を立てる方針。侯さん自身、比例区に出馬する可能性を否定していない。
その政治志向を、口さがない向きは「映画作りの限界を感じたのでは」と評する。
『誰も知らない』の是枝裕和監督が少なからず影響を受けたと公言していて、ぼくも『珈琲時光』を楽しみにしていた侯監督の政治へのコミットメント。なんとなくショック。
ところで「口さがない向き」って何?こんな言い回し初めて聞いた。
ところで『誰も知らない』と言えば、同じく今日の夕刊に森岡正博の評が載っていた。
描かれているもうひとつのテーマは、「東京」という都市である。子どもの目線の高さから捉らえられたこの巨大都市は、かぎりなく美しい。コンビニ、モノレールといった都市の日常に、制作者がどのくらいの愛をこめているかが、切々と伝わってくる。コンビニ、公園、階段、水路、それらの人工物が、追いつめられて都市で生きる人間たちにどのようなやさしさを開くのかを、映像は雄弁に物語っている。「タンポポ」「新幹線大爆破」などの傑作へのオマージュをちりばめながら、それ自体生物として人間を包み込む都市の美しさを、見事に描ききった。子どもたちが夜のモノレールを見上げる幻想的なシーンはその集大成であり、大人たちのエゴイズムの対極にある宝石の世界である。(子どもを追い込む「大人の悪」−映画「誰も知らない」が放つ矢)
『誰も知らない』の評で、「大人たちのエゴイズムの対極」としての、また「やさしさを開く」ものとしての「東京」が述べられていたものを、ぼくは初めて読んだ。
一昨日、昨日のこと
[画像:フェスティバルゲート入口.jpg] 今日、昼前、Oくん突然来宅。いっしょに昼食を摂りにOくんの車で「空飛ぶじゅうたん」(カレー専門店@西脇)へ。Oくんには、ずっと心配かけていたけど、今月初めに一度メールのやりとりしただけで、カレー食べながら、ポツホツと、近況話す。食後、社の鴨川にあるブリランテへアイスを食べに行ったり、それから滝野に先月建てたOくんの新婚新居にお邪魔したり。移動の車中も、Oくん、いろいろと話してくれる。「人生、人任せにしすぎなんちゃうん?」と言われたこと、心に突き刺さる。
■しかく
一昨日、朝7時過ぎに、前の夜、リビングで寝ていたまま起きて、布団に入り直し、でも眠れず、9時前になり、仕事が休みの母も起きてきて朝食。朝食後、悩んだけれど「今しかない」と奮い立たせ、今のぼくの現状を報告し終える。とても辛かった。母も辛かったと思う。
部屋で話していても埒が開かなかったから、以前より予定していた墓参りへ。ぼくの運転で寝屋の墓場。祖母側の先祖の墓に参ってから、2月に亡くなった祖父の墓に。祖父の名が墓石に刻んであったことが、改めて祖父の不在をぼくに伝える。それから、ぼくにとっては前日聞いたばかりの祖母の様子を見に太秦へ。祖母を見て、やはりことばが出てこなかった。ただ、ただ、眺めていた。やり切れなかった。母はもっと切なく、やり切れなかったと思う。
その後、国道1号線を京都方面へ走り、枚方の珈琲青山という喫茶店に入り、母とぼくの現状と未来について話す。母は優しかった。でも、その優しさに甘えてる自分がとてもずるくて失格者に思え、でも甘えずにはやっていけない現実をおびき寄せた自分が憎かった。
母宅に戻ってきたのは、夕方5時ごろ。母がつくってくれた夕食を摂り、また少し話し、ぼくがハリマに向けて出発したのは7時過ぎだったろうか。途中まで高速で帰ろうと思っていたけど、吹田や池田近くまで来て、車がわりと流れていたので、そのまま下道で帰ることにした。途中、西宮付近で国道176号線を走っているつもりが171号線を走っていることに気づき、慌てて北上し、少し迷ったけれど、宝塚辺りでなんとか合流できた。帰りもこれといった渋滞に巻き込まれることなく、ハリマに着いたのは10時前だった。
それからCと車中で話し、大阪での出来事などを報告したりして、結局、帰宅したのは、日付が変わってからだった。
■しかく
昨日は、朝6時ごろに目が覚めた。そして寝たのは夜7時ごろ。とくに何もしない、大阪での疲れ、気疲れが出てほんとにボーッとしていたら時間が過ぎた日。
■しかく
一昨日、朝7時過ぎに、前の夜、リビングで寝ていたまま起きて、布団に入り直し、でも眠れず、9時前になり、仕事が休みの母も起きてきて朝食。朝食後、悩んだけれど「今しかない」と奮い立たせ、今のぼくの現状を報告し終える。とても辛かった。母も辛かったと思う。
部屋で話していても埒が開かなかったから、以前より予定していた墓参りへ。ぼくの運転で寝屋の墓場。祖母側の先祖の墓に参ってから、2月に亡くなった祖父の墓に。祖父の名が墓石に刻んであったことが、改めて祖父の不在をぼくに伝える。それから、ぼくにとっては前日聞いたばかりの祖母の様子を見に太秦へ。祖母を見て、やはりことばが出てこなかった。ただ、ただ、眺めていた。やり切れなかった。母はもっと切なく、やり切れなかったと思う。
その後、国道1号線を京都方面へ走り、枚方の珈琲青山という喫茶店に入り、母とぼくの現状と未来について話す。母は優しかった。でも、その優しさに甘えてる自分がとてもずるくて失格者に思え、でも甘えずにはやっていけない現実をおびき寄せた自分が憎かった。
母宅に戻ってきたのは、夕方5時ごろ。母がつくってくれた夕食を摂り、また少し話し、ぼくがハリマに向けて出発したのは7時過ぎだったろうか。途中まで高速で帰ろうと思っていたけど、吹田や池田近くまで来て、車がわりと流れていたので、そのまま下道で帰ることにした。途中、西宮付近で国道176号線を走っているつもりが171号線を走っていることに気づき、慌てて北上し、少し迷ったけれど、宝塚辺りでなんとか合流できた。帰りもこれといった渋滞に巻き込まれることなく、ハリマに着いたのは10時前だった。
それからCと車中で話し、大阪での出来事などを報告したりして、結局、帰宅したのは、日付が変わってからだった。
■しかく
昨日は、朝6時ごろに目が覚めた。そして寝たのは夜7時ごろ。とくに何もしない、大阪での疲れ、気疲れが出てほんとにボーッとしていたら時間が過ぎた日。
2004年08月19日
物事、思考、共に散在し(こうさぎ)
すべはりまは代表したかもー。
subekarakuは、
といってました。
*このエントリは、こうさぎの「すべはりま」が書きました。
subekarakuは、
昨夜(ゆうべ)、夜遅くC来宅。
少し、改まった真剣な話して、おかげで少しだけこの生活にも光が射してきたようなこと話して、ここ何日かずっと考えていたようなこと話して、おかげで少しだけこの生活にも光が射してきたような気がする。
C、1時過ぎに帰宅。
ぼんやりタバコでも吸っていたような気がする。
C、1時過ぎに帰宅。
ぼんやりタバコでも吸っていたら、すべはりま自身迷っていることが
といってました。
*このエントリは、こうさぎの「すべはりま」が書きました。