2004年09月
2004年09月24日
初出勤前夜(こうさぎ)
近鉄で、施設したかも。
subekarakuは、
といってました。
*このエントリは、こうさぎの「すべはりま」が書きました。
subekarakuは、
さて、大阪に越してから、初の更新。
ネットカフェが近くにあったのは、朝9時前で、荷物の搬入が終わったの
といってました。
*このエントリは、こうさぎの「すべはりま」が書きました。
2004年09月16日
今週の「日本のスイッチ」結果(こうさぎ)
2004年09月09日
新しい日々に向けて(こうさぎ)
きょうすべはりまがゴミは提出したかった。
subekarakuは、
といってました。
*このエントリは、こうさぎの「すべはりま」が書きました。
subekarakuは、
...九月が始まった。
この日手紙が、すべはりまにとって、どのようなものであるのだけど、そして、それは何を書く・書かないとい
といってました。
*このエントリは、こうさぎの「すべはりま」が書きました。
ハリマ離れ
[画像:稲穂揺れて.jpg] さて、いよいよ今日は引越日当日。引越屋は8時半すぎに来ることになっている。どうでもいいことだけど、一昨日の台風以降、テレビがNHK総合・教育しか映らなくなった。アンテナがおかしくなったのか、もう引越しちゃうから、このままでいいけど。
昨日は、また片付けしたくなかったから、昼過ぎまでゴロゴロ。なんとか昼の「天花」(NHK)やってるころに起き出して、まずは仕事上お付き合いのあったY公園へ、挨拶に行く。そして、社町立図書館と小野市立図書館へ、本の返却。どちらも長い間、返却期限をオーバーしていた。帰ってきて、トイレ、風呂の掃除、物干し場の片付け、台所(ガスコンロ)の掃除などする。
ひと通り片付けが終わったところで、車を東条湖まで飛ばし、近くのホテルの温泉の無料入浴券があったから、ゆっくり温泉に入った。そして、その後、西脇に戻ってきて、「一献」で夕食。久しぶりにたくさん焼酎呑んだ。さらに9ヶ月ぶりぐらいに「一献」近くのカラオケ行って、Mr.Children「Sign」を熱唱。
昨日は、そんなハリマ最後の夜だった。
さて、そろそろ起きて、引越の支度を始めよう。
昨日は、また片付けしたくなかったから、昼過ぎまでゴロゴロ。なんとか昼の「天花」(NHK)やってるころに起き出して、まずは仕事上お付き合いのあったY公園へ、挨拶に行く。そして、社町立図書館と小野市立図書館へ、本の返却。どちらも長い間、返却期限をオーバーしていた。帰ってきて、トイレ、風呂の掃除、物干し場の片付け、台所(ガスコンロ)の掃除などする。
ひと通り片付けが終わったところで、車を東条湖まで飛ばし、近くのホテルの温泉の無料入浴券があったから、ゆっくり温泉に入った。そして、その後、西脇に戻ってきて、「一献」で夕食。久しぶりにたくさん焼酎呑んだ。さらに9ヶ月ぶりぐらいに「一献」近くのカラオケ行って、Mr.Children「Sign」を熱唱。
昨日は、そんなハリマ最後の夜だった。
さて、そろそろ起きて、引越の支度を始めよう。
2004年09月07日
また台風来襲して
[画像:尻柄のガラス戸.jpg] 今朝8時に起きて、燃えるゴミを坂の下の回収場まで持ってゆく。10袋ぐらいあっただろうか。また何往復もした。それから先週中には届くはずの母からの郵便物(不動産屋へ、契約書などとともに提出する書類)がまだ届いていないので郵便局へ電話で問い合わせる。折り返し電話があって、どうやら郵便局側の不手際があったらしく、10時までには配達してくれるとのこと。配達されるのを待って、その足で郵便局へ。不動産屋へ速達の簡易書留で送る。そして帰りに市役所へ寄って、水道の閉栓手続き、転出願、国民健康保険の停止手続きなどをして帰る。これで、いよいよぼくはこの街の住民ではなくなったわけで、ちょっと感慨深げになる。
台風が近づいてきて、だんだん風が強くなってきたので洗濯物だけ取り込んで、うたた寝。今度目が覚めた4時ぐらいには、雨風がいよいよ本格的になっていて、なんと停電もしており、せっかく片付けた荷物を解いて懐中電灯を取り出したが、いつまでたっても復旧しない、こんな長い停電は覚えている限り初めての経験だったので、だんだん不安になってくる。結局、復旧したのは暗くなってきていた7時前のことだった。
それから、天気はだいぶ落ち着いてきていたので、予定通り事務所へ荷物の整理をしに行く。実際事務所で荷物を整理していたら、思ったよりも少なくて驚いた。Kさんに挨拶して、ダンボール1箱いっぱいの荷物を小雨のなか持ち帰る。本もあったからなかなか重い。帰宅して、持ち帰った荷物を大きなダンボールに移す。
実際、引越準備や片付けができるのは明日が最終日。それとともに、仕事でお世話になったY公園にも挨拶に行かなきゃならないし、社と小野の図書館へも本を返却しに行かなきゃならない。明日、明後日(引越当日)は晴れてくれるといいけど。
台風が近づいてきて、だんだん風が強くなってきたので洗濯物だけ取り込んで、うたた寝。今度目が覚めた4時ぐらいには、雨風がいよいよ本格的になっていて、なんと停電もしており、せっかく片付けた荷物を解いて懐中電灯を取り出したが、いつまでたっても復旧しない、こんな長い停電は覚えている限り初めての経験だったので、だんだん不安になってくる。結局、復旧したのは暗くなってきていた7時前のことだった。
それから、天気はだいぶ落ち着いてきていたので、予定通り事務所へ荷物の整理をしに行く。実際事務所で荷物を整理していたら、思ったよりも少なくて驚いた。Kさんに挨拶して、ダンボール1箱いっぱいの荷物を小雨のなか持ち帰る。本もあったからなかなか重い。帰宅して、持ち帰った荷物を大きなダンボールに移す。
実際、引越準備や片付けができるのは明日が最終日。それとともに、仕事でお世話になったY公園にも挨拶に行かなきゃならないし、社と小野の図書館へも本を返却しに行かなきゃならない。明日、明後日(引越当日)は晴れてくれるといいけど。
今週の「日本のスイッチ」結果
[画像:日本のスイッチ.png] さて、今週も「日本のスイッチ」の結果発表。誰がどこからどこへ引越ししようが、人生の岐路に立たされようが、世の中は進み、人は絶えずある種の選択をしながら生きてゆきます。
今週のぼくは、圧倒的に多数派です。
でも、気になったのは1.の選択肢で、厳密に言うなら「意義あり」と「意味なし」の「意義」と「意味」では、まさに意味が違ってくるように思うのだけど。まー、どーでも良いことだけど。
●くろまる実施期間:8/30(月)〜9/1(水)
●くろまる参加者:44515人
↓あなたの答えは■しかくで示されています
----------------
1.小泉首相、北方領土を海上から「視察」します
□しろいしかく意義あり...21%(9475人)
■しかく意味なし...78%(34909人)
2.中学生でも、臓器提供の意思表示をする能力が
■しかくあると思う...53%(23747人)
□しろいしかくまだない...46%(20676人)
3.アテネ五輪中継、民放テレビのタレント出演は
□しろいしかく楽しめた...21%(9279人)
■しかく余計だった...79%(35077人)
4.コンビニで、何も買わずにトイレを借りる事って
■しかく気にしない...27%(12110人)
□しろいしかく気がひける...73%(32346人)
5.街頭の監視カメラが増えてくると、あなたは
□しろいしかく安心できる...54%(23832人)
■しかく不安になる...46%(20500人)
6.お金を「栄養費」や「もち代」の名目で渡すのは
■しかく時代錯誤だ...85%(37895人)
□しろいしかくまあ許せる...15%(6496人)
7.「ジェンダーフリー」という言葉への印象は
■しかく良いイメージ...40%(17931人)
□しろいしかく悪いイメージ...57%(25583人)
8.夏休みの宿題、あなたはどのタイプだった?
□しろいしかく着実型...25%(10953人)
■しかく駆け込み型...75%(33412人)
----------------
日本全国にあなたと全問同じ回答の方が......612人いました。
----------------
今週のぼくは、圧倒的に多数派です。
でも、気になったのは1.の選択肢で、厳密に言うなら「意義あり」と「意味なし」の「意義」と「意味」では、まさに意味が違ってくるように思うのだけど。まー、どーでも良いことだけど。
2004年09月06日
引越し準備進んで
[画像:ライオン@風呂.jpg] 昼ごろまでウダウダやってたのだけど、なんとか夕方前から重い腰を上げて、引越準備&部屋の片付けにとりかかる。そしてドラマ「東京湾景」(関西テレビ)始まるぐらいに、なんとか今日のところの区切りをつける。今日半日でだいぶ片付いた。後はゴミの処理(明日の朝が燃えるゴミの最終日)と、ダンボールの片付け、風呂&トイレの掃除、、台所周り(ガスコンロ含む)の掃除、そして引越当日の細かい後片付けぐらいだろうか。あ、明日の夜は会社に行って、荷物整理もしなければ。それで明日、明後日のうちに市役所行って、転出届もらったり、国民健康保険や国民年金(ハリマに来て1年半、ちっとも払ってないけど!)、市役所隣の水道局で色々と手続きもしてこなきゃいけない。冷蔵庫の中のものも明後日までに食べておかないといけないし、洗濯機の水抜きもしないとね。それぐらいかな。何か忘れてそうで、忘れそうで心配。心配といえば、台風が2つも近づいてるみたいで、引越当日(9日)に、かち合わないかも心配。
1年半、お世話になったお風呂のライオン(画像参照。口から水が吹き出してくる)にお世話になるのも、あと2日。カウントダウン始まってきた感がある。
すっかり片付いてしまったこの部屋で、ヒマなとき(たぶん今日で相当片付いてしまったから、明日、明後日、けっこうそういう時間あると思う)のためにダンボールに詰めずに残しておいたのは、テレビと竹宮恵子『風と木の詩』(フラワーコミックス版・小学館・全17巻→一昨日、古本屋で800円で購入)と村上春樹『海辺のカフカ』(新潮社)。引越のとき、それらを読むとどんな感じなんだろう。吉と出るか凶と出るかはわからない。
*質問 ...みなさんは、引越のとき、何を読みたい(読もう)と思いますか...?(気が向けば「コメント」下さい)
1年半、お世話になったお風呂のライオン(画像参照。口から水が吹き出してくる)にお世話になるのも、あと2日。カウントダウン始まってきた感がある。
すっかり片付いてしまったこの部屋で、ヒマなとき(たぶん今日で相当片付いてしまったから、明日、明後日、けっこうそういう時間あると思う)のためにダンボールに詰めずに残しておいたのは、テレビと竹宮恵子『風と木の詩』(フラワーコミックス版・小学館・全17巻→一昨日、古本屋で800円で購入)と村上春樹『海辺のカフカ』(新潮社)。引越のとき、それらを読むとどんな感じなんだろう。吉と出るか凶と出るかはわからない。
*質問 ...みなさんは、引越のとき、何を読みたい(読もう)と思いますか...?(気が向けば「コメント」下さい)
2004年09月05日
足に水膨れ
[画像:朝の光.jpg] 今朝、眠かったけど7時に起きて(昨夜はウイニングイレブン7してて、トルコの代表をP1にして久しぶりに熱中してしまって寝たのは4時だった)、、雨が止んでいたことを嬉しく思う。今朝は、ひと月に一度の廃品回収の日で、ぼくはこの1年半のハリマ生活で一度も新聞・雑誌を出していなかったから、引越しを前にそれを今朝出さなければならず、これを出し終えたら引越し準備の半分は片付けたと思える勢いになっていたので、朝、寝ぼけながらも、家の坂の下まで新聞や雑誌の束を運んでいた。すごく重くて、坂の下まで10往復ぐらいしてたら、なんと足の親指と平に水膨れができてしまって、今でも歩くのに支障が出るほど。
11時から、TSUTAYA近くのレ・ボ・プロバンスでFさんに今回の辞職、転職、引越しのことをきちんと会って報告。SMAPのライヴビデオや、チーズフォンデュセットも返却しなきゃいけなかったし。ゆっくり話した。やっぱりかなしかった。
昼から、また引越し準備しようと試みるが、朝の新聞運びで一日の力を出し切ったから、またゴロゴロ。日頃、接しているハリマの人々にはこの間一気にメールで、今回の顛末を一応報告しておいたけど、東京の友人たちなど離れてる人たちにはまだだったので、こちらもメールで報告。久しぶりにメールする人などもいて、ちょっと緊張。何人か返信してくれた人もいて、そのうちの一人であるNさんからは電話もあって、1年ぶりぐらいに話したりもした。
11時から、TSUTAYA近くのレ・ボ・プロバンスでFさんに今回の辞職、転職、引越しのことをきちんと会って報告。SMAPのライヴビデオや、チーズフォンデュセットも返却しなきゃいけなかったし。ゆっくり話した。やっぱりかなしかった。
昼から、また引越し準備しようと試みるが、朝の新聞運びで一日の力を出し切ったから、またゴロゴロ。日頃、接しているハリマの人々にはこの間一気にメールで、今回の顛末を一応報告しておいたけど、東京の友人たちなど離れてる人たちにはまだだったので、こちらもメールで報告。久しぶりにメールする人などもいて、ちょっと緊張。何人か返信してくれた人もいて、そのうちの一人であるNさんからは電話もあって、1年ぶりぐらいに話したりもした。
引越準備捗らず
[画像:Joyfull窓景.jpg] 引越準備しなければならないのだけど、どこから手をつけて良いのかわからぬまま、細かいことしかできず時間だけは過ぎてゆく。もうあと1週間切ったのに、大丈夫だろうか?
家にいても落ち着かないので、夕方になってJoyfull(ファミレス)へ。みぞれポーク焼肉定食と小倉白玉アイスを食す(798円)。
そしてダラダラしてたら、あっという間に夜中になってしまう。明日から(雨らしいけど)本格的に引越準備&掃除すること。
家にいても落ち着かないので、夕方になってJoyfull(ファミレス)へ。みぞれポーク焼肉定食と小倉白玉アイスを食す(798円)。
そしてダラダラしてたら、あっという間に夜中になってしまう。明日から(雨らしいけど)本格的に引越準備&掃除すること。
2004年09月03日
ただあるものとしての日常と、見つけるものとしての日常
[画像:室内.jpg] 今日(これまた実質的には昨日だけれど)、朝起きてしばらくボンヤリした後トイレに行ったら、体長50cmぐらいの蛇がいて、驚いて思わず扉を閉めて「なかったことにしよう」としてしまう。けれど数分後、どうしても我慢できぬ尿意に改めて再度扉を開けると、幾分便器から離れたところに横たわってくれていたので、だいぶビビリながらも放尿。こういう獣類や見たこともない虫に苛まれるの生活も、あと1週間かと思うとホッとするやら淋しいやら。
昼から滝野町立図書館へ。「ひょうご"本"だいすきっ子プラン・ブックトーク実践講座」の第3回目に出席。今日は龍野市立図書館の片岡さんという人のお話だったのだけど、これまでのように話に引き込まれることなく、もらったレジュメにひたすら幾何学模様を落書きして2時間半を過ごす。終わってから、喫茶店「麦わら帽子」でヤキニク定食(1,100円)を食す。ボリューム満点だった。
一度、帰宅してから6時過ぎにY司法書士事務所に引っ越すことを伝えつつ、預けておいた書類などを返却してもらう。それからブックセンターすばる(TSUTAYA)寄って、『Meets』10月号(京阪神エルマガジン社)<特集/大阪・神戸・京都 新しい街、がんばり中。>と、二ノ宮知子『のだめカンタービレ』7、8巻(講談社コミックスキス)購入。さらにケーキの菓実で、スイカケーキなども購入して帰る。
『のだめ』は、以前6巻まで持っていて読んでいたのだけど、その後人に貸していたのが先日返ってきて、一気に再読。続きが気になったので今日購入。合奏などのコマでは、以前自分が吹奏楽やってたときの、いい緊張感や快感などを思い起こさせてくれる。作品はオーケストラだけどね。8巻になってきて、それまでは千秋の指揮者としての振る舞いが物語を動かしてきていたのに対し、いよいよ、のだめのピアノの才能が世の中的に評価されつつある展開になってきて、これまた続きが気になる。これ読んでたら、さそうあきら『神童』(双葉社)を読み返したくなった。
夜、ブックセンターすばるでもらってきた『新刊展望』(日販のPR月刊誌)読んでたら、ぼくのなかで静かなブームである瀬尾まいこが『天国までまだ遠く』(新潮社)発刊に際し短文を寄せていた。
...、ぼくは1年半前、東京から田舎生活に憧れて、ここハリマにやってきた。けれど、やっぱり「実際にその地に足を入れてみないとわからな」かったことは多々あって、実際楽しかったのは「一度や二度の体験」だけだったこともあり、この「日常」がこの先も長く続くのかと思うと、正直「ぞっと」したことが何度もあった。
ぼくは、今回、なんだかんだ言って、やっぱりぼくの「日常」はここ、ハリマにはない、と思ったのだと思う。1年半前、送り出してくれた東京の知人・友人、そしてハリマで迎えてくれた人たちに対して見せた、ぼくの姿と意気込み。それは虚勢も少しはあったけれど、嘘ではなく正直な気持ちだった。でも、やっぱりぼくは、ぼくの「日常」のあるべきカタチを見誤ったのかもしれない、そう今になって思う。もちろん、それはハリマでの生活がも全て悪かったということではなくて、ぼくはハリマで、ぼくなりの「日常」を見つけられなかった、あるいは、見つけようとする努力の源みたいな力が湧いてこなかった。ずっと最後までハリマ(の人々)に全面で受け入れてもらえなかったし、ぼくもそこまでの力をかけることをしてこなかったし、できなかった。それは、かなしいし、淋しいし、残念だけれど、やっぱり事実だ。
昼から滝野町立図書館へ。「ひょうご"本"だいすきっ子プラン・ブックトーク実践講座」の第3回目に出席。今日は龍野市立図書館の片岡さんという人のお話だったのだけど、これまでのように話に引き込まれることなく、もらったレジュメにひたすら幾何学模様を落書きして2時間半を過ごす。終わってから、喫茶店「麦わら帽子」でヤキニク定食(1,100円)を食す。ボリューム満点だった。
一度、帰宅してから6時過ぎにY司法書士事務所に引っ越すことを伝えつつ、預けておいた書類などを返却してもらう。それからブックセンターすばる(TSUTAYA)寄って、『Meets』10月号(京阪神エルマガジン社)<特集/大阪・神戸・京都 新しい街、がんばり中。>と、二ノ宮知子『のだめカンタービレ』7、8巻(講談社コミックスキス)購入。さらにケーキの菓実で、スイカケーキなども購入して帰る。
『のだめ』は、以前6巻まで持っていて読んでいたのだけど、その後人に貸していたのが先日返ってきて、一気に再読。続きが気になったので今日購入。合奏などのコマでは、以前自分が吹奏楽やってたときの、いい緊張感や快感などを思い起こさせてくれる。作品はオーケストラだけどね。8巻になってきて、それまでは千秋の指揮者としての振る舞いが物語を動かしてきていたのに対し、いよいよ、のだめのピアノの才能が世の中的に評価されつつある展開になってきて、これまた続きが気になる。これ読んでたら、さそうあきら『神童』(双葉社)を読み返したくなった。
夜、ブックセンターすばるでもらってきた『新刊展望』(日販のPR月刊誌)読んでたら、ぼくのなかで静かなブームである瀬尾まいこが『天国までまだ遠く』(新潮社)発刊に際し短文を寄せていた。
(略)
田舎生活をかじるのは楽しい。農業めいたことをしてみたり、漁業めいたことをしてみたり。鶏小屋に入ってみたり、牛舎を覗くのも愉快だ。でも、それが面白いのは一度や二度の体験だからだ。それを生活にすることはとてもできない。
時々、うんと山奥の集落に行くことがある。うっすらけぶった村に、ぽつんぽつんと家がある。時間が止まったようなゆったりした空気にも、すばらしい景色にうっとりする。そこで住む人たちの寡黙で、おおらかな人柄にも惹かれる。だけど、ぞっとする。私はとてもこんなところで生活はできない。ただひたすら自然と向き合う生活を思うと、逃げ出したくなる。
居場所探しなんて言うと、うさんくさくて嫌だけど、自分にとって、しっくり来る場所っていうのはある。それは、世の中の理想とも違うし、実際にその地に足を入れてみないとわからない。そして、そこに、自分にとっての日常があるんだと思う。
今回、この話を書いて、自分の日常が前よりちょっと確かに見えたような気がする。(「前書後書」より)
...、ぼくは1年半前、東京から田舎生活に憧れて、ここハリマにやってきた。けれど、やっぱり「実際にその地に足を入れてみないとわからな」かったことは多々あって、実際楽しかったのは「一度や二度の体験」だけだったこともあり、この「日常」がこの先も長く続くのかと思うと、正直「ぞっと」したことが何度もあった。
ぼくは、今回、なんだかんだ言って、やっぱりぼくの「日常」はここ、ハリマにはない、と思ったのだと思う。1年半前、送り出してくれた東京の知人・友人、そしてハリマで迎えてくれた人たちに対して見せた、ぼくの姿と意気込み。それは虚勢も少しはあったけれど、嘘ではなく正直な気持ちだった。でも、やっぱりぼくは、ぼくの「日常」のあるべきカタチを見誤ったのかもしれない、そう今になって思う。もちろん、それはハリマでの生活がも全て悪かったということではなくて、ぼくはハリマで、ぼくなりの「日常」を見つけられなかった、あるいは、見つけようとする努力の源みたいな力が湧いてこなかった。ずっと最後までハリマ(の人々)に全面で受け入れてもらえなかったし、ぼくもそこまでの力をかけることをしてこなかったし、できなかった。それは、かなしいし、淋しいし、残念だけれど、やっぱり事実だ。