各部に墨入れをして暫定完成です。
062 124 フジミ BMW MINI COOPER S R50 その3-1
062 124 フジミ BMW MINI COOPER S R50 その3-2
絶妙な黄色で調色には苦労しました。
レシピを記録するのを忘れたので、二度とこの色は出せないかと(-_-;)
まだミラーカバーにメッキ塗装をしていなかったり、
サイドのウインカー、マフラーなどをつけていませんが、
デカールが完成したら最終完成させますので、
それまではこれで我慢をお願いします。
内装とボディの塗装です。
部品の分割は必要最低限でうまく雰囲気を出していると思います。
実車が内装に凝っている車なので、塗り分けが難しい。
凝りすぎても良い結果にならないので、ポイントを絞って色を入れます。
下地はしっかりとパーティングとがたつきを処理してサフで確認。
061 124 フジミ BMW MINI COOPER S R50 その2-1
061 124 フジミ BMW MINI COOPER S R50 その2-2
マスキングをして黒とシルバーを塗り分けます。
シルバーは実車では暗いシルバーだけど、外から見えにくいので
あえて明るめのシルバーで塗装します。
そのほうがのぞいた時に形がしっかりと確認できますので。
061 124 フジミ BMW MINI COOPER S R50 その2-3
ステアリングは実車は3本スポークだけどごめんなさいです。
061 124 フジミ BMW MINI COOPER S R50 その2-4
そしてボディも塗装してこんな感じ。
実はこれにはクリアーコートをしていません。
自作のデカールを作るところでPCのOSの関係で画像処理ソフトが
使えないことがわかりデカールは頓挫しています。
なので、それができた時に改めてクリアーコートをして研ぎ出します。
BMWがMINIのブランドを買い取って初めて出したのがこの車。
とっても素晴らしい車で、仮にMINIのブランドでなかったとしても
十分に人気が出たのではないかと思います。
まあ、でもマニアックな車だからMINIというブランドが無ければここまで売れなかったかな。
小さいけど十分以上のパワーと車体剛性があり、日本車には比較ができる車はないと断言できます。
安心して高速を走れるし、安定性も抜群。
このサイズで車体の剛性が抜群で、当時としては一級品だったと思います。
200km/hで運転しながらタバコに火をつけられる安定性は素晴らしいとしか言いようがない。
今では3代目に代わっているけど、この車に初めて乗ったときは
楽しくてしょうがなかった。
しかしながら、ステアリングは重いし、エンジンはがさつだし、
楽しいけど時代錯誤の味付けだったことは確か。
車好き意外には正直おすすめはできなかったことを覚えています。
うちもR50(このMINI)からR56と乗り継ぎ、現在はMINI PACEMANに代わりました。
プラモデルとして発売されているのはこのR50のみです。
うちのはCOOPERだったけど、今回は知り合いの方のCOOPER Sを作ります。
実車はこちら
060 124 フジミ BMW MINI COOPER S R50 その1-1
060 124 フジミ BMW MINI COOPER S R50 その1-2
まずは借り組
060 124 フジミ BMW MINI COOPER S R50 その1-3
車高、車輪のツライチ具合共に完璧で全くいじる必要ありませんでした。
パーティングの位置も完璧で、ほとんど表面の処理は必要なしと言えます。
唯一はこのインタークーラー用のエアインテーク。
060 124 フジミ BMW MINI COOPER S R50 その1-4
塞がっちゃっているので奥行き感が無い。
よって、リューターとナイフで穴をあけます。
ナイフだけでも行けるけど、変なところに傷をつけそうなので、
リューターであら取りしてからナイフで仕上げます。
060 124 フジミ BMW MINI COOPER S R50 その1-5
060 124 フジミ BMW MINI COOPER S R50 その1-6
そして穴の完成。
060 124 フジミ BMW MINI COOPER S R50 その1-7
この内容は実は2年前に完了しているものです。
何かと忙しさにかまけておいてあったもの。
キットは素晴らしいのですが、塗装の塗りわけがこのキットのハードルを上げているところです。
この2年は本業が忙しかったのがメインですが、
家族ともども時間が作れなかったことで
模型に費やす時間が取れなかったというのが実際。
ブログの書き込みも、備忘録だからそれなりに考えるし、
フェイスブックほど軽く書き込めないのも事実ですね。
人生の折り返し点はとうに過ぎているので、できる時間ももうわずかです。
もう少し自分のやりたいことに時間を使うように生活のリズムを
変えていきたいな考えています。
たくさん買い集めたプラモデルも、このままでは自分の寿命までに作り切ることは不可能(笑)
本当に作りたいものだけを厳選して作るようにします。
(製作依頼品は話は別です)
そもそも自分が作りたいものって、映画などに出てきた2Dの世界のものを
3Dにして所有したかったんですね。
たまたま車が多かっただけで、飛行機、フィギュア、空想乗り物など
何でもあり。
これからは車やオートバイ以外も載せて行きますので、
これからもお付き合いのほどよろしくお願いします。
ホイールの塗装。
とても美しいメッキがかかっています。
でも美しすぎます。
アルミの質感とはちょっと違うんですよね。
なのでめっきをはがして塗装に切り替えます。
057 124 ニチモ ロータスエスプリ その5-1
塩素系漂白剤を水に溶かして、その中にホイールを入れます。
溶かす割合は濃い目の方が早くメッキがはがれるけど
臭いと手への影響があるのでほどほどで。
057 124 ニチモ ロータスエスプリ その5-2
20分くらい置くとこんな感じでメッキがはがれます。
実際は剥がれるというより、蒸着されたアルミが
塩素イオンと反応して腐食して溶液に溶け出しています。
プラモデルのメッキはほぼ100%アルミの蒸着です。
綺麗にメッキ層が無くなったらアンダーコートをはがすために
アクリル塗料用シンナー(クレオスもしくはガイア)に浸けます。
このアンダーコートがけっこう厚いので、せっかくのモールドを
埋める原因になっていることが多い。
メッキパーツが緩く見えるのはそのせいです。
このアンダーコートをはがすと、それはそれは美しい
パーツが現れますよ。
057 124 ニチモ ロータスエスプリ その5-3
アンダーコートはほぼこんな黄色っぽい色をしています。
(ピンセットの先端の糸のようなもの)
剥がれるときはこんな感じでぼろぼろと取れますから、
筆などで表面をこすると良いでしょう。
大体30分もあれば剥がれます。
でも、2時間とか浸けるのはやめたほうが良い。
プラ用シンナーでも、プラを少しは侵しますので、
割れやすくなります。
アンダーコートがはがれたら、下地にツヤ有の黒を塗って
薄くクレオス8番シルバーを塗って終了。
rinzoukobo